マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

記録と書評 -20140228/「スプートニクの恋人」

ただの記録として。 小説の書評を書くことははなはだ退屈な行為だと思う。内容を要約し役に立ちそうなところを挙げるなんてまるきり意味のないことだと。小説は自分の生活の中に埋め込まれるべきものであって本だけを取り出してあれこれ述べるべきではないの…

サードブロガーの変遷とそれに関連する出来事のまとめ 第一部(2013年10月~12月)

前々からサードブロガーのまとめ記事を書こうと思っていた。 僕が本格的にはてなブログを利用し始めたのは2013年の六月ごろで、ちょうどid:ponako10さんが相互RSSを募集したり、id:inujinさんが感想グループを作ったりとはてなブログ内の交流が活発になって…

【書評】十六+一人の偉人から学ぶ勉強術/「偉人たちのブレイクスルー勉強術」【感想】

勉強スタイルの確立こそがブレイクスルーヘの道。 偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで (文春文庫) 久しぶりに生協の書籍コーナーに立ち寄った。明日は修論の発表があり、それが終われば修了式まで大学に用はない。もしかしたらここ…

はてな - どうでもよすぎ

増田にはてブ付け過ぎブコメに時間かけ過ぎ頼む お願い そんな凄い顔しないで 知ったかぶりで責めないで腹がよじれそう言及通知出し過ぎまとめに命かけすぎごめん 面倒くさいわ そんな怖い顔しないで これ以上笑わせないで腹筋が割れそう「知らない 知りたい…

【書評】結局は、どうあがいても絶望/「絶望の国の幸福な若者たち」【感想】

お腹が空いて力が出ない。 絶望の国の幸福な若者たち 発表用の資料作りをしていたらいつの間にか昼を越してしまい、今から食べると中途半端な腹具合になりそうだったので一食抜くことにした。こんなことは人生で初めてだ。この前観たとんでも健康法の影響な…

書斎の椅子には中古のオフィス用チェアを買え。いろいろ渋るぞ。

大事なのは机より椅子 引越に伴い、書斎スペースを作ることにした。それまでは居間のこたつの上か床でパソコンを開いていたが、長時間使っていると姿勢が悪くなったり腕が痛くなり疲れてしまうことがあったためだ。よし、机や椅子を買おうと決意した。長く使…

【日曜定点観測】もうすぐ修了。(20140216~20140222)

あいさつ がぞうなし。

【書評】きっちりロジックに惚れる/「いき」の構造【感想】

英訳しきれない「いき」 「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫) 粋を英語で言う場合、何と訳せば良いのだろう。coolあるいはsmartか、はたまたstylish? 調べてみるとchicという表現もある。しかし九鬼周造の考えだと、いきは日本特有の表現であり訳しきるのは難…

僕らははてブの山を登る。

はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブックマーク - はてなブッ はじめはそこに意味らしい意味があった。…

【書評】時間をかけて読みたい推理小説/「緋色の研究」

wishリストから 緋色の研究 (新潮文庫) 先日欲しいものリストから本を二冊頂いた。そのうちの一冊はこのまえの記事で紹介した芥川竜之介の「羅生門」であるが、今回はもう一冊の方を紹介しよう。名探偵ホームズシリーズの第一作である「緋色の研究」だ。コナ…

記録-20140219

修論の印刷が終わった。あとは明日提出し一週間後の発表に向けて準備をするだけだ。大学の大型印刷機から吐き出された原稿をファイルに綴じ、僕は改めて自分の修論を眺めた。なんとちっぽけなのだろう。自分が大学で六年間やってきたことがここに集約されて…

【書評】限りない夜という表現/羅生門・鼻・芋粥・偸盗

先日、チョコはいいから本をくださいとお願いしたらなんと二冊も送られてきた。名前も顔を知らないからモノをいただくというのは何とも不思議な感覚だ。 今日は送られてきた本のうちの一冊、芥川竜之介の作品を紹介する。これは王朝物というジャンルらしく、…

スリムな本棚には無印のパルプボードボックスが最適。

本棚が欲しかった 引越に伴い本棚を新調することにした。というのも今まで僕が使っていたのは本棚はあまり使い勝手は良くなかったためだ。あれは棚というかマルチラックで左右後ろに壁がなくブックエンドを噛ませないとずり落ちてしまことがあったのだ。大き…

【日曜定点観測】俺の歌を聴け(20140209~20140215)

あいさつ 修論がやばい。

【書評】答え合わせのない世界に僕は生きる/「風の歌を聴け」

完璧なサードブロガーなどといったものは存在しない。完璧なはてな村が存在しないようにね。 村上春樹のデビュー作である風の歌を聴けを読んだ。女、酒、洋楽とタバコ。高濃度の村上成分がページのいたるところからにじみ出ており、ああそうそうこんなかんじ…

【書評】美術専攻の修士、超大手金融機関に就職。/ライアーズ・ポーカー【感想】

凄腕野郎 ライアーズ・ポーカー (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 経済学強化月間というわけで今回はマネーボールでおなじみのマイケルルイス著のこの本を紹介しよう。一九八五年、著者はひょんなつてから超大手金融機関であるソロモン・ブラザーズに入社す…

あ、チョコとか要らないんで本ください。

明日はバレンタインだけど僕にとってはチョコよりも本がないほうが切実な問題です。先日引越をして本棚や机やら自転車を新しくした結果、大変な金欠になりました。もう来週読む本さえ買えない事態になりました。うおー大変だ。 というわけでみなさんなにか本…

【書評】リアルを求めないありあわせ主義/「砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない」【感想】

ありあわせで済ます夕飯 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (角川文庫) 急いでいる時はだいたいありあわせのもので済ませる。読書記録もそれにあたり僕は生協ですぐに読み終えそうな本を探していた。

記録 20140211

どうやら今日も書評が書けそうにない。今読んでいる本が予想以上に難しく、ページが進まないためだ。無印良品のパルプボードボックスを買った。本棚としてちょうどよいサイズだ。文庫本が百五十冊ほど入る。お好み焼きを食べた。粉物でお腹いっぱいなったの…

コーヒー初心者が生まれて初めてコーヒーを入れた。

はじめに 先の記事で僕がコーヒーが好きなことを書いたが、今まではインスタントコーヒーの粒粒を直接カップに入れてお湯を注ぐだけだった。しかし最近ハンドドリップで入れてみたいと思いドリッパーを購入した。引越のごたごたもようやく落ち着いてきたので…

【日曜定点観測】青春っていつだったのか全然分からないぜ(20140202~20140208)

あいさつ 大雪。

コーヒーのある生活/UCC 2カップ 117ブレンド

コーヒーが好きだ。 僕の親は二人ともよくコーヒーを飲む人だった。子供のころに一度親のカップから頂いたがあまりの苦みと酸味で吐き出してしまったのを覚えている。しかしいつからか僕もコーヒーをよく飲むようになった。もしかしたらDNAの奥深くにコーヒ…

【書評/感想】アフィ収入増より支出減が100倍大事/「年収200万円からの貯金生活宣言」

経済学ではないけれど。 年収200万円からの貯金生活宣言 経済学を学ぼうフェア第三弾として選んだのはこの本。貯金生活宣言! なんて経済学には入らないかもしれないが需要供給曲線を知るよりも自分の貯金額を増やすことの方が実用的だと思い紹介することに…

記録-20140206

寿司を食べに僕はカエサルとともに家を出た。猛吹雪だった。あたりはまだ薄暗く、新聞配達をしていた青年とすれちがった。切符を買い改札を抜けるとほぼ同時に急行電車が入ってきた。僕は入り、カエサルも入った。車両の中には数人の観光客のみいた。 駅を通…

【書評/感想】経済学はその時代の処方箋である/「池上彰のやさしい経済学」

短縮バージョンでお送りします。 池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる (日経ビジネス人文庫) 今日も前回同様に経済学関連の本を紹介する。本書は池上彰さんが経済について芸大生に集中講義を行ったときのやりとりを中心に書かれたものである。マクロ…

五万円ゲットしたいからYahoo!BBのバリューパックを契約する前に解約する

スマホの契約より面倒 タイトルでは何を言っているか分からないと思う。先日引越した際にネットの契約も新しいものにしようと思ったら、家電量販店の方が「キャッシュバックしまっせ!」というので新規でほいほい契約してしまった。フレッツ光でプロバイダは…

【書評/感想】何も知らない大人になりたくないから経済学を勉強する/「マクロ経済学入門<第二版>」

知らないことが多すぎる マクロ経済学入門 (日経文庫) 唐突だが今月は経済学強化月間と題して、経済のことを少しずつ勉強していくことにした。理由はいくつかあるが一番大きいのは大人になったのに分からないことが多すぎるからだ。最近新聞やニュースを通し…

【日曜定点観測】糖分はブログを書いた後に採る。(20140126~20140201)

あいさつ コーヒーより紅茶にあう。

【書評/感想】人間と機械を分つもの/「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」

ぜひ読んでください アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) 後、世界は汚染された死の灰で覆われ地球上のあらゆる生物種は絶滅していった。大多数の人類が他惑星へ移民していく中で未だに地球にとどまり続ける人間たちがいた。彼らの間…