自閉症と重度知的障害を伴う次男はビニール製の容器の類を好む。片手でそれをつまみ顔へ近づけると、もう片方の手でそれを軽く叩く。ぽんぽんと音が鳴るものや鳴らないものもある。が、それが好きらしい。私はこの謎の生態をペコペコと名付け観測することにしている。ペコペコのない日はもう知らない。
長い間記事を書いていなかったのは、資格試験の勉強を優先していたためだ。昨日IPAのプロジェクトマネージャ試験があり、それがようやく終わったのでこうして文章を書くことができる。記事を書く時間はそれほど長くはないのだが、一種の願掛けのようなものだ。
これはIT関係の資格であって、私は実務未経験だがそれでも楽しそうだったので受験した。二、三ヶ月まえから参考書を買って少しずつ勉強した。参考書を読んでいくと、私が経験したプロジェクトの炎上体験は固有の現象ではなく、かなり一般的なありかたなんだと知った。そうしてどの業界もマネジメントをする人は大変なんだと知った。
午前のマークシート問題は自己採点の結果、パスできていた。午後の論述の結果は… 年末の合否発表に期待しよう。
相変わらずフィヨルドブートキャンプというオンラインスクールでプログラムを学んでいる。最終プラクティス間近の状態でもう半年ほど足踏みを続けている状態。まとまった時間がとれないのも原因のひとつだが、意識の質が低く、量も少ないのも悪い影響を与えている。プログラミングはコードを書く時間よりも、考える時間の方が長い。考えるということはどこでもできるので、「まとまった時間が取れない」というのは言い訳にならない。
コードが動かない原因を考える。原因の原因を考える。実装方法を考える。演繹的、帰納的に考える。そうした結果で手を動かす。そうやると早くおわる気がする。
なんにせよ時間は待ってくれない。私と妻と子供は等しく歳をとる。やらねば。