2016-01-01から1年間の記事一覧
今日の昼にはこのmacbookを修理に出すので、さっさと今年のまとめの記事を書いてしまいたい。(記事公開は30日にセットしておこうかな。)今年もいろいろあった気がするが、あまり覚えていない。去年も同じことを言った。総じて私は忘れたがりな生き物らしい…
神は言われた、「年の瀬に年末あれ。そこそこ忙しくなれ」。そのようになった。息子にはサンタからクリスマスプレゼントが届いていた。プラレールのベーシックセットとアンパンマンの人形だった。割と嬉しそうだった。私がプラレールのレールを丸くつなげて…
世界が狭まったり、奥深くなっている十二月である。気づかないうちに風邪をひき、体の調子はおもわしくない。ちかごろ文章を書いていないのもその風邪のせいにできれば良いなと思う。本当のところはどうなのかわからない。いつだったか、自分の過去の選択に…
人間は内に「照明」を含んでいるというのも、おのずからに世界=内=存在として明けられている——すなわち、なにかの存在者によってではなく、みずからその明るみ(Lichtung)を存在するというありさまで——ということなのである。 ちくま学芸文庫「存在と時間(…
Photo by Thomas Griesbeck | Unsplash 新聞を日経から地方紙に切り替えた。本来の目的は固定支出を削減することであったが、どうやら地方紙の方がチラシがたくさん入るらしい。近くのスーパーの特売情報がわかるようになった。妻も少し嬉しそうだ。新聞屋も…
ふと気がつくと、私のスマホが壊れていた。液晶画面が無残な形に割れていたのだ。電源を入れるとそれらしい反応は返してくれるが、液晶は画期的な色になりまったく内容がわからない。どうしよう。とりあえず通話ができないのは困る。修理ができないか調べて…
いったい私はどこにいるのだろう。ここにいるのか。文章を書くという行為がすさまじく難しいことになってしまっていて、キーボードで文字をひとつ打ち込む際に体がきしむように感じる。さいきんはいろいろあって、いろいろなかったので、存在と時間の存在な…
Photo by Adam Porter | Unsplash 1. 渋 砂漠のプリンは渋滞の先頭にたつカラメル焦がすドレミファ2. 容 冷蔵庫の開け閉めで宇宙へ飛ぶエンジンは魚型の容器に3. テスト 私のテストは空欄が多く未だに答え合わせしてない4. 新米 新米チャーハン無限に増える…
insurance-sugoroku.hateblo.jp 目さんが「(分身の術を使う大家族らによる)秋の大運動会」というカードをゲームをつくっていた。面白そうだったので、プロトタイプを購入した。さきほど届いたので秋の夜長に一人でプレイした。ゲーム内容は大家族が分身の…
今回のようにタイトルを先に思いついて書き出すのは非常にまれである。ジェリアとは何者なのか、ということを高校時代——もう十年も前である……!——に考えていた。考えていたというよりもノートの隅にメモをしていた程度だ。それをさきほど思い出した。全ては…
堅苦しい存在の話は後回しにして、今日は読んだ本の紹介でもしよう。『物を作って生きるには』は、世界中のつくってわくわく!さんにインタビューした記事をまとめた本であり、とにかく表紙のデコボコ感は触り心地がいい。私は常々、「好きなものつくって生…
一つの文字を打たねばならない。こうして、文字を「打つ」と表記すると後から修正することができないような印象を持ってしまう。そんなことは全くない。けれども、修正できないのだから、と自身の書き出しの不出来さを弁護することは可能である。良い時にだ…
Karl Fredricksontankanome.hateblo.jp お久しぶりに短歌……デス! 1. 星 ぬけぬけとぬくぬくの違いは星の温度さレンジを開けた私2. 吹 朝から霧吹きかけたような寒さが自転車にあたっては消える3. はちみつ(蜂蜜、ハチミツも可) すーぱーきれいな街並みの…
Matthew Wiebe | Unsplash 夏の思い出として3Dプリンターでなにか作ってみることにした。題材はコーヒーフィルター用のホルダー。似たような市販品はある。カリタ 木製ロシラック 小(101・102用) #44063出版社/メーカー: Kalita (カリタ)メディア: ホーム&キ…
Sweden (by Anders Jildén) 自分が自分であることに飽きてきた。他の人はそんなことないのだろうか。生活の中でいろんな人と出会ったり別れたりするが、自分だけはどうあがいても振り切ることができない。それだからときどき、洗面台で顔をあらってふと鏡に…
どうぞ。純粋理性批判を適当に解説した本作者: 局長発売日: 2016/07/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る
Marco Oliveira puerto varas, chile, 2014 果たしてどこがスタート地点だったのか。今さっき、一瞬だけ自分の人生を振り返った。とくになにもなかった。何かはあったかもしれないが、よく覚えていない。以前なら日記をしこたま残していて、それに沿って記憶…
alien observer-Marco Oliveira どこかでこのもやのような感情をはきだしておかねばなるまいな。ただ、そいつは文章にしていると苦しいほどに単純でなんだかみすぼらしくなってしまうので、明確にはあらわせない。そういえば、きのうみた空はじっとりとして…
あらゆる結論は前提を仮定している。この前提自身はそれだけで自明であって証明を要しないか、あるいは別の命題に頼るよりほかに確定し得ないかである。しかもこうして無限にさかのぼることはできないのであるから、あらゆる演繹的科学、とくに幾何学は証明…
どういうわけか、27才になってしまった。果たして私は大人になったのか。全くわからない、と以前は続けていたが今は比較対象がいるため、何となく大人の階段を上っていることは認識できる。この一年で何があったのか振り返る。
「ブンバボンボンボ・ブンバボン!ブンバボンボンボンボ・ブンバボン!」リズムにのって私は舞う。息子は言葉の意味がわからないが、楽しそうな雰囲気は伝わるのだろう、ニコニコしている。(何だろう?ブンバボンって。まぁいいや、楽しい!わーい。)私も…
1 いいかげん車を買わなくてはいけない。子どもが生まれて数ヶ月経ち、移動手段を持っていないことにだんだんと不便さを感じるようになった。雨の日に家族揃って出かけるのが難しいし、外出先では授乳スペースを探すのに時間がかかった。息子が成長すれば学…
定時にタイムカードを押し、一目散に退社した。勝った!第三部完! このところ残業続きで心身ともに疲れていた。原因は私の計画性のなさにある。その日すべきだった仕事の塊を「まぁなんとかなるだろう」と明日明後日と伸ばしていたらこのざまである。これが…
なにかの拍子で余白を意識するようになった。いかなる立ち振る舞いにもそれ相応の自由度が必要であり、それにはスペースを設けておく必要があるのだった。さいきん文章を書けていないことを逃げていった二月のせいにしたいけれど、どうもそれは違うようだ。…
私が仕事にあたる方針として、「自分の楽しさにもとづいて働く」というものがある。ほかの人がどうだというのは関係ない。自分が一番楽しいと感じられるように仕事を進める。「それは極論だ」「他人からの評価も大事」「Win-Winでいこう」言われそうだが、ま…
先週の木曜から右手の人差し指が痛い。激痛と言うほどではなく、じんわりやんわりと痛い。週末を経てだんだんと腫れが大きくなってきた。こわいかにと、整形外科にいった。大変盛況しており、女性の事務員が十人くらいいて、そこそこ忙しそうにしていた。十…
文章を書こうとしたら体のギアが固まっているような感覚に陥った。潤滑油が足りない自転車のように、ギギギという音が聞こえてきそうだ。それほど久しぶりにこの白いエディタに向き合っているのか。少し驚いた。全ては仕事のせいだ。勤務時間は変わらないの…
aniram-czech.hatenablog.comLive History - Quishin - TwitCasting 早く起きたもののまだ眠い、と言いたげな息子をあやしながら、チェコ好き(id:aniram-czech)さんとくいしんさんのツイキャスを聞いた。Bluetoothのイヤホンを利用して聞いた。だっこしなが…
秘密は隠しておきたいが誰かと共有したい。そんな両極端な感情が秘密文書を生んだ。はじめは文章そのものを見えなくする「ステガノグラフィー」が用いられた。言葉の由来は、ギリシャ語で「被う」を意味するステガノスと「書く」を意味するグラペインにもと…
私は新幹線の窓側の席に座った。目の前にはコンビニで買ったコーヒーとおにぎりが並んでいた。ターリーズコーヒーのブラックと、鮭ツナ梅干しのおにぎりだ。車両は音もなく加速し、見慣れた街は消えた。私は「ゲーム理論入門」を開いた。上司は隣で寝ている。