マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

会社でコードを書けるようになった

 大学時代の夢を見た。サークルのメンバーが書いていたノートが部室にあって、私はその表紙だけちらと確認していた。そのサークルは文章を書くのが主な活動だったが、私はほとんど幽霊のように存在していた。なぜそこに入ったのか、あまり覚えていない。目覚めてからそのサークルを調べてみたが、いまも実在しているようだ。すこし安心した。

 まったく関係のない話をしていた。これはエンジニアと人生 Advent Calendar 2024の一日目の記事。タイトルだけ決まっていたから、あとは好きに書こう。

 数年前に「未経験エンジニア転職を諦めた」という話をした。

matoyomi.hatenablog.com

現職では図面を書いたり機械の修理をしたり、ものをつくったりしている。機械系エンジニアと呼ばれる職種である。記事に対するコメントで「すでにエンジニアでは?」「エンジニアをITエンジニアの意味合いで使うな」という内容をいただいた。確かにそうだった。

 それでもコードが書きたかった。寝食を忘れるほど好きと言うわけではなかったが、嫌いではなかった。なんというか、しっくりきた。毎朝趣味のリポジトリにコミットを積んだり、ロジックの中身を考えたり、エラーの原因を考えたり。そういうふうに時間を使うのが自分の中で非常に自然で楽であった。

 好きなことを仕事にしたい。コードを書くことを業務でできればどんなに良いか。

 以前に「なぜ あなたの仕事は終わらないのか」という本を読んだ。「好きなことを仕事にすれば集中力を上げる必要もなく、仕事を早く終わらせることができる」という趣旨だった。著者は好きなことを仕事にしようぜ、という人間らしかった。これは意見が分かれるところなので、絶対そのほうがいい、とはならない。でも私は好きなことを仕事にしたい人だった。なるほど。

 やりたいならやろう。社内で少しずつIT系の仕事をとっていくことにしていた。とるというより、自分で率先して仕事をつくっていた。マイコンを使って設備の稼働状況を表示させたり、あるセンサーが閾値を超えたらメールでお知らせが届くようにした。そんな俺俺システムをつくっては、社内で発表した。

 しかし進捗は良くなかった。本業の合間をぬって作業をしているから仕方ない。これが本業であればどんなに良いか。あともうひと押しなにかあれば変わりそうな空気ではあった。

 そこで社内の体制が変わった。具体的なことは書けないが、今の職種のまま社内でコードを書けるようになった。機械設計の傍ら、Githubのリポジトリにpushができる。これはもうITエンジニアのようなものだ。現在作成しているシステムがどのような運用になるかわからない。わからないが、やりたいことに近づいたのは確かだ。

 本当のことをいうと、この経歴が社外からみても実務経験とみてもらえたらありがたい。そのためにはもっとコードを書く必要があって、それを発信する場所も必要だ。現職はかなり自由だ。自由なうちに会社で使えるものはすべてつかっていこう。そしていつかは宇宙に行く。

Unsplash Marek Piwnicki