マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

通勤ルートを多く持つ大人になりたい/「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」

通学路はよく聞くが、通勤路となると違和感を覚える。なぜか通勤ルートのほうがしっくりくるのだ。私のイメージでは路は曲がりくねった道の連なりで、ルートは直線が交差するそれである。大人たちはいつからまっすぐばかりの道を走るようになったのか。おそ…

私にとって注射は非日常を与える兵器でしかない/「ザップ・ガン」

私は注射が嫌いだ。なにしろ痛い。「チクッとするだけだから大丈夫」なんていう人がいるが、じゃああなたは朝顔を洗って歯を磨いてついでにチクッとするのか。そんな非日常的な痛みを簡単に受け入れることが出来ない。そのうち子どもが出来て、「父さん注射…

世界観をつくっては壊し六十秒が経つ/「カフェと日本人」

今朝もコーヒーを入れた。最近は豆を均一に炒るコツが分かってきて、昨日焙煎した豆は先週のそれよりもおいしくなった気がした。しかし、喫茶店のマスターのようにうまくドリップできない。どうしても落とす湯量が一定にならず、お湯が先っぽでぶれる。練習…

旅の終わりの記憶と筆まめのトライアヌス/「ローマ人の物語 24」

紀元九十八年から百十七年までの約二十年、ティベリウスはローマの皇帝として勤めた。初の属州出身であった彼だが、統治の評判はすこぶる良く、後の五賢帝のひとりとして数えられる。行ったことは公共事業と、ダキアとパルティアとの戦争。ダキア戦役の記録…

昨日で二十六になりました。何かください。

信じられないかもしれないが、昨日で二十六歳になった。これはいったいどういうことだろう。僕が知っている二十六歳はこんなものではない。月日は僕を置き去りにして遠いところへ行ってしまったようだ。この一年はそれはいろいろな出来事があったがどれもか…

フライパンでコーヒー豆を焙煎する

休日出勤であったが、定時で帰宅することができた。帰り道には日曜の残り香が漂っていた。家に戻っても日は落ちない。いまのうちに休日気分を味わってしまおうと思い、コーヒー豆を焙煎した。先日、ついにコーヒーの生豆を買ってしまったのだ。生豆は800gで1…

ランボー怒りの休日出勤

工作機械と一緒に「つくってわくわく!」するのが私の仕事だが、どうも休日出勤をしないといけないらしい。実際はいけないことはなく、私が勝手に決めただけだが。来週末までにつくっておきたいパーツがこのままのペースでいくと完成しないのだ。心の中でゴ…

何者でもない短歌

第3回「短歌の目」5月のお題および投稿作品一覧です - はてな題詠「短歌の目」1. うぐいす すぐそこにあった切符をうぐいすに結びしばらく横で汽車待つ2. 窓 カーテンの向こうには窓向こうには世界があるんだわたしはたわし3. 並ぶ ピンチ時に代打で呼ばれる…

Fablab鎌倉へ行き、朝ファブに参加してきた。

鎌倉駅で降りた。あたりに高い建物はなく、青空がよく見えた。町は素朴であったが、どこか都会らしさかった。駅を出て紀伊国屋というスーパーの前を右に曲がり、しばらく歩くと左手に酒蔵が見えた。Fablab鎌倉である。Fablabとはオープンなものづくりの場だ…

今のはカントのフタエノキワミ?!/純粋理性批判(上) 解説5(終)

旅先にも関わらず、いつもと同じ時間に起きた。しばらく部屋で過ごしたあと、一階のレストランで朝食を食べた。ビュッフェ形式で、それぞれの大きな皿にパンとスクランブルエッグ、ウィンナーや野菜が置かれていた。適当とった。デロンギのコーヒーメーカー…