FBC
リンゴ狩りを行った。それは寒い日だった。少し遠い道のりを車で走らせ、山あいのひらけたところに着いた。次男はなにか分からなかったようだが、木になっているそれがリンゴであることがわかると嬉しそうにしていた。適当な種類のものをいくつかとり、みな…
気がついたら車のタイヤがパンクしていて、わたしはパンクしているなあと思った。JAFを呼び応急処置をしてもらう。その後に自動車屋にタイヤ交換をしてもらった。どちらも早く終わり、わたしはすごいなあと思った。世間はこうして動いているのかと。感心して…
随分前から財布に穴が空いていて、それは小銭入れの箇所だった。私が入れた五百円硬貨はいつのまにかカバンの中に落ちていて、そうやって気づいた。この財布は就職祝いとして今でいうところの妻が与えてくれたものだったはずだ。それから十年ほど経っている…
夏からARE 文化的な暑さに戻りつつあり、人類は再び繁栄をゆるされた。炭酸水を買わなくてもやれるようになり、朝はわずかながら涼しさもある。そういう日々だった。ずっと前に買った本は、いつまでも読めないでいて、私はコードのことを考えるばかりになっ…
淡々とコードを書いている。フィヨルドブートキャンプの課題は少しずつ提出できている。このあいだのSinatraをつかったメモアプリの作成はできた。DBを利用することもできた。PostgreSQLをつかって、ローカルでデータを保存していく。pgというgemをつかって…
長男がいつの間にかクロールで25メートル泳げるようになっていて、夏は終わった。私の通勤定期はもうすぐ有効期限が切れそうで更新する必要があった。そうやって人生をのばしている気もする。 フィヨルドブートキャンプのプラクティスにあまり時間をとれてい…
日常のことばを切り出しながら前に進んでいる。いくつかのフレーズを単語ごとに区切り、その意味を考え続けている。そうやって暮らしていくとこの日々の目的を参照できる気がしているが、まったくそんなことはない。職場のひとがひとりまたひとりと去ってい…