駅についた途端冷たい雨が降ってきて、だれも何も言わないまま、風上に背を向けた。電車は少しだけ遅れているようで、我々はそれを待つことにした。アナウンスの優しい声に、ぬくぬく生きてるお前たちは知らんだろうがな…! というような想いがふつふつと湧いて出てきた。
電車が来たので想いは消えた。
また似たような一年が流れてきそうだが、私の寿命はじりじりと削り取られていくので、同じではない。残り時間を意識すると、やはりコードを書き切りたいという感想になって、私の首を絞める。フィヨルドブートキャンプのカリキュラムは少しずつ進んではいる。 データの一覧を表示させる際に、ちょっと面倒なことがあったが、それはなんとかなった。
こういった事柄をもう少し詳しくやって、技術記事に落とし込めばいいのだろうな。しばらくアウトプットをしていないので、それをやらないといけない。
が、レビューをしていただく中でそのやり方が不適切だったり冗長だったりすることもあり、自分の中で情報を整理するのに時間がかかる。結果としてアウトプットできるタイミングが遅れてしまい、ついには忘れる。そういう生き方だ。
常に閉塞感を抱いていて、どうにもならない、やるせない感じもある。ただ、それでも生きるはあって、進みはあって、明日のごはんや週末の天気を気にかけるくらいの余裕はある。
急に子供が「茎わかめとめかぶは何が違うの」と聞いてきた。私もわからなかった。ネットで調べてすぐにわかったが、もしここが宇宙だったらどうか。息が詰まるな。