これはfarmtory-labのアドベントカレンダー16日目の記事だ。いろいろ書いていく。
m5stackという単語に初めて出会ったのは、カワヅさんの音声配信だった気がする。どこか遠い国のことばような雰囲気があって、そこまで関心はなかった。それでも去年の年末の記事ではm5stackに言及しているので、自分としても何かしら思うところはあったのだろう。それから年が明けて、わたしはm5stackを購入した。いろいろ初期設定で躓いたがなんとかなった。デバイスのパッケージに入っていた説明書はあまりあてにならなかった。
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彼がやっと動き出したのだが、小さなhelloworldを表示しているだけで、それ以上でも以下でもなかった。私は公式のドキュメントや技術ブログを斜め読みして、彼の挙動を感じることにした。文字の大きさや文字の色は比較的簡単に操ることができた。しかし、それくらいで技術士の試験対策のためにそのような遊びはお休みすることにした。それが四月の中旬。
七月の中旬に筆記試験が終わり、私はヘルニアになっていた。リハビリに通いながらm5stackをいじることにした。直近の予定では技術書典7があったが、大きなことはできなかった。モーター駆動の方法はわかったが、うまいこと機構物をつくることができず、ハンコ押しロボットはお蔵入りになってしまった。
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それから会社でいろいろあって、職場でm5stackを使えるようになった。すごいことだった。今まで遊びは遊びで、仕事は仕事だったが、仕事が遊びになってしまったのだ。私は平日は遊んで、休日も遊んでいる。m5stackはIoTプロタイプの素材に適していた。ディスプレイがついているしボタンもある。wifiやbluetoothが中に入っている。これらを使えば工場の稼働状況を可視化することだってできそうだった。実際そういう雰囲気になってきた。
あらゆる物事が良い方向に進みつつある。あとは自分がどれだけできるか。細切れの時間をなんとかしてつなぎ合わせ、素敵な人生を過ごしたい。