書き出しほどなやむものはない。静止摩擦係数が動摩擦係数を上回るとおなじように、やりはじめるのは辛いものだ。風は落ち着いているし、寒ささえ感じるようになった。秋という言葉さえ使う間もないのかもしれない。どうでもいいことだ。
先週、応用情報技術者試験を受けてきた。昨年基本なんちゃらをうけたのでその応用版だ。午前のマークテストを自己採点すると、ボーダーの6割をちょうど超えていた。たぶん受かるはず。午後の記述は自己採点できないが、おそらくいいところまでいってるはずだ。もう考えるのはよそう。
ファインマンさんの「物理法則はいかにして発見されたか」を読んだ。ずいぶんむかしの講演内容が文章となっていた。彼と私はちょうど入れ替わりになるように、死んで生まれた。そういう時代だ。
物理というか科学の発展は「事象を観察し、正確に記録すること」から始まった。1600年ごろにガリレオが望遠鏡を空に向けてから、地球は動くようになったし、月は満ち欠けするようになった。ファインマンの話はそれらの惑星とかの大きいものから始まっていた。数式はところどころあるが、講演スタイルなのでそこまで難しくない。
重力からはじまり、光の粒や波、量子力学とかの話まで及んでいた。わたしもそのあたりは過去に記事を書いていた。
ファインマンさんの話は1960年代のものだから、そこからの物理学の発展を調べてみるのもたのしいかもしれない。さいきんだとこんなわけのわからない話がある。
自分の業務が落ち着いてきた。そろそろ他人の炎上プロジェクトに足をつっこんでいかないとやばい。こういうものは手を貸さないと、他人事では済まされなくなってくるのだ。もうやばいけど。あとは個人開発を再開させよう。
今週のお題「最近おもしろかった本」