かけるまで待つというのはあまり得策ではなく、書きながら待ち続ける方が無難だったりする。文章に追いやられている。瞬間、光がさしたような気がするが、それもきっと気のせいだ。暑さのなかを色のない魚のようなものがうごめいている。
WIRED Vol 32を読んだ。ミラーワールドが特集されていた。現実世界とデジタル世界の境界が非常に薄くなり、また別個の世界が構築されるらしい。
現実の都市や社会のすべてが1対1でデジタル化された鏡像世界=ミラーワールドは、ウェブ、SNSに続く第三の巨大プラットフォームとなる。
WIRED vol 33 P26.
最近はARやVR技術が発達し、もはや現実のようなリアリティで虚像が動作するようになった。Google Glass越しに眺めた世界には、遠くの火星の地表が広がっていて、我々はそこで友人を作ることもたやすくなる。
IoTの動きも加速する。平成30年度の情報通信白書によれば、IoTデバイスの世界的な数量は毎年で増加している。2017年では274.9億個だったのが、2020年には403億になる予測である。今後も増加する領域としては自動車・医療・産業用途がある。
世の中に存在する物体に、あまねくセンサーが搭載され、それらが互いに交信する。秘密裏に。
総務省|平成30年版 情報通信白書|IoTデバイスの急速な普及
カメラを構成する重いアトムが、重量のないソフトウェアのビットへとさらに置き換わっていくことで、やがて小型化した顕微鏡のようなドットが1日24時間、周囲の環境をスキャンし続けるようになるだろう。
WIRED vol 33 p39
すべてが監視された世の中で我々はどう生きるのだろう。窮屈さを覚えるかもしれない。しかし、わたしはそれ以上にワクワクしている。オートマチックでシステマチックな近未来がそこにあるのだ。
今できることは物をつくることである。来たるIoT時代に向けて、ものづくりの実績をどんどん解除していく必要がある。IoT機器を個人開発するのだ。そしてそれを売る。売るときにWEBデザインとかを勉強しながら、販売用のページをつくる。サーバーとかクラウドとかそんな勉強もしたい。
ひとりでなんでもできるようになりたい。ひとまずは技術書典7の準備を進めます!
WIRED (ワイアード) VOL.33 「MIRROR WORLD - #デジタルツインへようこそ」(6月13日発売)
- 作者: Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン),WIRED編集部
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2019/06/13
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る