マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

20181015

 「役に立つことだけを書きたい」という日々もあったが、やはり日常によこたわっている小さな発見や出来事を書き留めたい思いもあって、結局こうして日記をつけることになった。

 今年の夏から息子がどうしようもなく、カブトムシとクワガタが好きになってしまい、秋になったというのにその熱が冷めることはない。昆虫図鑑からカブトムシのページを開いてはじっと見つめている。まだ3歳だから字も読めないだろうとたかをくくっていたが、教えていない虫の名前を言い始めて驚いた。カタカナがわりと読めていた。この前は、「サンダルカブト」というよくわからない虫の名を私に教えてくれた。そうか、と返すと、「ボリビアにおるんよ」と追加情報をくれた。彼からボリビアというワードが出てくることにおかしみがあった。

 ちなみにサンダルではなくサタンだった。

 昨日ついに小学館の「カブトムシ、クワガタムシ」図鑑を買ってしまった。息子はもう大興奮で、帰りの車の中で寝ながら読んでいた。ちらと中身をみると、本当にカブトムシとクワガタムシだらけだった。あとはそれに近いなかまのフンコロガシみたいなやつも紹介されていた。

 親バカで申し訳ないが、うちの息子はわりと賢いと思う。読んだ絵本のフレーズはだいたい覚えているし、ひらがなやカタカナも読める。ものも10までは個数が数えられるし、ご飯を全部食べる。ただ、ずっとしゃべっていてうるさいし、ときおり意味不明な呪文を唱えるし、知らない人にナチュラルに話しかけることもあって困ることも多い。「私が子供のときはもっと落ち着いていたはずだぞ……」と悩みもしたが、そういえば、実家のアルバムには4才の私の写真のよこに、当時私がしでかしたいたずらリストが書き記しされていたのを思い出した。

 血は争えない

カブトムシ・クワガタムシ (小学館の図鑑NEO)

カブトムシ・クワガタムシ (小学館の図鑑NEO)