マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

どんどんドーナツと一般相対性理論への諦め

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Photo by Marvin Meyer on Unsplash

 他のすべての座標系よりもとくに慣性系を選ぶということ、慣性の原理に基づいた実験によってこれほどしっかり樹立されたと思われるこの選択をやめてしまうということの妥当性を、何がわれわれに保証してくれるであろうか。

「相対論の意味」 p83


 ようやく文章が動き出した。なんども書いているかもしれないが、私の中で文章を書くという行為は考えることと同義である。逆を返せば書いていないとは考えていないことでもある。脳みそが働いていないのだ。実際にそうかもしれない。


 ひどく暑い一日だった。自転車に乗って街を走り、途中の店でタイヤの空気を入れ直し、また走った。空は青かった。川は乾いていた。散髪をして、そのあと市役所へ向かった。適当な用事を済ませて、本屋へ向かった。実に日記らしい振る舞いをしていた。

 特殊相対性理論で語られていたのは、慣性系という条件付きであって、アインシュタインはそれが納得いかなかった。何年か考えると、重力は加速度運動とおなじ意味をもち、さらにそれは時空連続体を支配していることがわかった。重力にユークリッド幾何学は通用しないのだ。空間と時間はぐにゃぐにゃだった。

 以上に述べたところによれば、一般相対性理論の定式化には、不変式論とテンソル理論の拡張が必要であることは明らかである。
p90

 いや、明らかじゃねぇよ。意味わからんよ。これで「ほうほう、たしかにそうだ」と読み進められる人がどれだけいるのだろう。とりあえずそれ以降はしばらく数学のゴタゴタが書かれていた。多分、使えそうな武器の確認とか調整をしてるんだと思う。とにかく、彼はその武器を使って一般相対性理論を定式化していった。古典力学の運動方程式にエネルギーテンソルとかよくわからないものを付け加えていった。テンソルとは何か。調べて見たら、スカラー・ベクトル・行列やそれよりもさらに上の次元も包括する概念らしい。そうか。向きと大きさをもつあれか。

 この状態のまま文章は今朝の自分に投げられてわけだが、これ以上に紡ぐ言葉が見つからない。すでにアインシュタインは私の手の届かないところにあって、(常にそうだ。)数式を追うことさえままならない。自分にもっと数学的教養があったら話は違うかもしれないが、それはそれでいいか。

 もっと他のことを書こう。さいきん趣味の範囲が広がってきている。3Dプリンターだけじゃなくて、人工衛星の設計も面白そうと思ったり、id:karaageさんがよくやっているpython(パイソンというらしい)も勉強して見たくなった。強化学習でおすぎとピーコを見分けられるようにするんだ。打ち込みでなんか曲をつくってみたい。

 全てが100点でできるつもりは毛ほどもない。でも、とにかく出力していきたい。今まではアウトプットできるか不安だったので、インプットを抑える方向で努力していたが、「とにかく全部出せばいいじゃん」と気づいたので、どんどん発信していくことにした。どんどんドーナツ。