マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

基本情報技術者試験を受けた。たぶん受かった。

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試験

 前回の記事からすでに一ヶ月経過していた。なにも書くことがない体になってしまった。本を読まないから言葉が生まれてこないのだろう。そろそろ文章を体に取り込まないといけない。

 それはそれとして、基本情報技術者試験というやつを受けてきた。ITに関する基本的な知識を問われる試験だった。二進数の計算やら、通信のプロトコルや、アルゴリズムの問題などが出た。おそらく合格したと思う。

 試験はCBT方式というやつになっていて、全国一斉にやるものではなく一定期間の間の好きな時に受けるものだった。午前試験と午後試験のふたつを受ける必要があったが、時間帯も日程も好きにできた。ただ、私はいろいろあって、ふたつの試験を同じ日に受けることにした。

勉強方法

 忘れてしまいそうなので、試験にむけての勉強方法を書き残しておく。午前試験対策として参考書を4周ほどした。午後試験対策は過去問を少しやった。

 参考書はネットでも話題のキタミ式を利用した。

 これを読んだ。章の終わりごとに過去問が少し載っているので、それもやった。午前対策は本当にそれだけだった。ただ、4周した。できなかった問題は印をつけて、また解いた。普通のやり方で問題ない。

 午後試験対策としてこれを買った。

 そこまでやれなかったけど、やらないよりはマシだった。この本にはプログラミングの問題がなかったので、過去問道場というページから表計算をやった。仕事でもエクセルをつかっていたのでわりとわかった。

 ノートをつくるなどといったことはしなかった。時間の無駄だから。なるべく頭の中に留めた。

勉強場所と時間

 家では勉強しなかった。というよりできなかった。子供が起きている間は無理だし、寝た時はPCをつかう作業をしかった。そういうわけで通勤電車の中でやった。あとは会社の休み時間中にやった。この縛りは試験を受ける時から決めていた。どうしようもない。

 時間はまともにとれるわけはなかったので、勉強開始時期を早めた。今年の一月ごろから少しずつやっていた。良かったと思う。

当日

 試験の勝手がわからずに早めに会場に入った。そしたら早めに試験を受けることができた。そんなでもいいらしい。なんかエンカウント形式になっているみたいに、会場に入ったら自動的にイベントが進行してしまった。水分確保を前もってしておけば良かった。

 腕時計と筆記用具はもっていかなくてよかった。というより私物は持ち込み禁止だった。シャーペンを会場で貸してもらった。

 試験が終わったらすぐにメールで結果が届いた。午前試験は正答率70%くらい。午後試験は全体の正答率がでないのが悩ましいが、おそらく70%くらいだと思う。60%以上で合格なので、たぶん合格した。よかった。

印象

 難易度としては技術士一次 < 基本情報 <<<< 技術士二次試験(わたしは落ちた)という感じだった。勉強時間さえ確保できれば問題なく合格できると思った。

 今回のが合格していたら、応用をうけてみようか。


Photo by Adi Ulici on Unsplash

32才になった

 あやうく今日が誕生日だということを忘れそうになっていた。それほどどうでもいい概念になりつつある。すこし一年を振り返ろう。

## 勉強

 あまり勉強らしい勉強はしていない。Railsでものをつくろうとしている。Figmaやイラレでデザインを勉強しようとしている。個人開発でなんかつくりたい。

## つくったもの

 それほどない。プログラミングの教材を作ったりした。


## 仕事

 忙しいけど、なんとかしのいでいる。他の人に任せたりしている。

## 子供

 二人ともげんき。はやくみんなで遊びに行きたい。

## オンラインサロン

 メンターではなくなり、所属していたサロンも新規受付を停止した。収束しつつある。また別のところでいろいろ頑張っている。

## LT駆動開発

 
https://www.slideshare.net/Kkondo2

 たくさん発表していた。今年に入ってからはそんなにやってない。

おわり

30を過ぎてからの調整代と、進捗どんどん追うモード

 久しぶりの文章となった。それもこれも業務の忙しさに他ならない。今回の言葉は書き直しを禁じているので、私にもどこに着地するかわからない。それでもいいとした。この業務の忙しさには少し慣れてきて、いくつかの要点を手に入れた。期日は必ず守るということと、私はひとりということだ。

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ただの文章

 脳内のそのまま描写しようとするからうまく文章にならないわけで、断片的にここに書き記せばいいのだとわかった。「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだ。それは仕事のボリュームを見積もらないからで、安請け合いするからで、納期を守らないからだ。非常にしっくりきた。すべての仕事はやり直しになる、という原則もあるようで、だいたいの作業は50%くらいの完成度で提出することにした。仕事がはやくなった。

 わたしの仕事はルーチンワークというものが存在せず、いつも投げられてきたり降ってきたりわいたりする。なんだかアグレッシブな感じだけど、わりと楽しかったりする。最近は仕事をつくっていたりもする。自分のやりたいことをやれる環境にしているのだ。少しずつ整ってきているので頑張る。

TCP/IPの海を潜っていく

 いつのまにか月は流れて二月になっていた。私が手の中に収めている言葉たちはちりぢりになっていて、コードとして大気を漂っている。最近はVue.jsやJavaScriptの教材を書いていて、それがいくらかおもしろいかんじになっている。

 やっていくと教材作成の流れがわかってきた。はじめにつくりたいもののコードをガガっと書く。そしてそれから、構築する内容を細切れにしてつたえる。相手の理解度を想定し、知っていることは省き、知らないことは詳細に書く。説明するとなぜか自分の理解度が増す。そんな日もある。

 さいきんの仕事は機械図面をかきなぐりながらTCP/IPの海を潜っている。以前はバラし(かいた組立図から部品図に書き起こすこと)を自分でやっていたが、後輩に任せることにした。このくらいのボリュームなら大丈夫だろうと思っている。実際そうだった。素晴らしい。そうして私は通信ばかりやっている。

 異なるメーカーが出している二つのデバイスの通信を構成しようとやっきになっている。単純にケーブルをつなげるだけではだめだった。なぜ、なぜ、と繰り返すうちに、この世界の通信のあらましを垣間見ることになった。知っていると思うが、人類は通信を階層構造で切り分けていた。TCP/IPの区分では4つに別れている。私は装置のマニュアルに書かれている見知らぬ言葉を抜き出し、それらを階層構造のどこに位置するかをメモに書き留めていった。

 たとえばイーサーネットは最下層に位置する。01の信号をもっとわかりやすく意味づけしている。Ethernet/IPとイーサーネットは別物らしい。なんだそりゃ。IPアドレスやサブネットマスク、ゲートウェイは二番目の階層だ。windowsの黒い画面にいろいろ叩いて、それらのアドレスを理解したり、彼らがどこからきてどこへ向かうのかを学んでいた。わからん。TCP/UDPはその上。でもこの二つの装置はModbusやMCプロトコルというよくわからないプロトコルで動くらしい。余計わからん。

 IoTモジュールからSIMを通してなにやら意味不明な言葉が送られてきた。でも、いまはまだ言葉を理解する段階ではない。この言葉を定期的にあげて欲しいのだ。本当に彼らは通信ができているのか、お互いがお互いを理解し合えているのか。

 いや、理解など到底できるものではないのだ。自身の理解すら難しい。だからプロトコルがある。決まり事があるから理解していなくてもやっていける。「相手を尊重する」「理解する」だなんて、そんな軽く扱ってはいけない。だれも相手を知ることはできないし、私も私を知ることはできない。


Photo by Daniel Seßler on Unsplash