マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

筆記で落ちた技術士二次とこれからのわくわくさん

 ずいぶん久しぶりに文章が現れてくるのだけれど、私はいづれにしても生きている。空はいいかんじに青くてすーすーしている。暑くもなく、寒くもないのでなんでもできそうな気がしてくる。そういうわけではないが。

 技術士の二次試験は筆記で落ちてしまった。ひじょうに残念な気分になった。このために4月~7月はブログやツイッターをやめて、わりと頑張って勉強したけどそれでもだめだった。手紙でも結果が届いて、必須問題・選択問題ともに評価はBだった。来年もチャレンジしようかと思ったけど、こいつはけっこう時間がかかる代物なのでものごとが落ち着いてから取り組みたい。

 いま落ち着いてないのはいろいろやっているからで、そのひとつがIoTチックなものづくりだ。m5stackというマイコンに触れてから面白いことがくっそ起こっているが、わたしはまだこいつの力の10%くらいしか活用していない気がする。もっとIoTになって、日常の所作がLINEの通知として鳴りまくる日々を夢にえがきたい。来年の技術書典でもm5stackのことを書いて出したい。

 あと、取り組んでいるのがRubyの学習である。かみさとさんという沖縄の人がいろいろ知っているので、いろいろ教えを乞いながらやっている。なぜRubyなのかというと、楽しそうだからである。あまり意味はない。Rubyをやって、なにかウェブサービスをつくりたい。あわよくばお金ももらいたい。

 前のめりになって今年が終わりそうだ。アドベントカレンダーも書きたいし、ユーチューバーにもなりたい。億万長者にならなくていいから、好きなことだけやって生きていって、ついでに100億円ほしい。人工衛星やロケットをつくって、火星へ飛び、そこでジャガイモを栽培したい。


 そうやって生きている。

Photo by Clark Tibbs on Unsplash

知らなくてもIoTはできるけどあったら楽しい知識/マイコンのしくみと動かし方

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IoTばっかし

 最近仕事でもIoTをやるようになっていて、寝ても覚めてもIoTのことを考えている。こいつを極めようとおもったら本当に広範な知識が必要だ。機械加工からはじまって、回路設計やら、半田づけやら、セキュリティのあれこれ。クラウドとのデータのやりとりや、AI・機械学習、ウェブに表示させるためのフロントエンドの技術ももっていないといけない。やばい。楽しいけどやばい。

 それでも全部知っている必要なんてない。知識はありものですませることができる。私たちもスマホがどうやって動いているのか理解しなくても難なくそれを操ることができている。夢を見るメカニズムがわからなくたって平気。生きているのだから。そういうわけで、ブラックボックスでも入出力の対応さえ知っていればIoTをやっていくことができる!

 ……でも、知ってた方が楽しいこともある。

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M5Stackでハンコ押しロボットになりきれなかったなにかをつくった。

そういうものである。

 夏の終わりの自由工作としてハンコ押しロボットをつくった。それでもなんだかなりきれなかった。理由はいくつもある。適当に絵を描いたせいで、ハンコが穴に収まらない。摺動部はそれぞれに公差をつけてやり、すきまばめにする必要があった。ギアボックスの存在を忘れていた。いろいろだ。

 それでも動くものをつくるのはたのしい。それに割と反応がある。この動画もいつもよりも見てくれる人が多かった気がする。

 ちょっと寸法を修正して改良版をつくっていこうと思う。年内にはKKH(くっそくだらないハードウェア)として販売するぞ!いえーい。

M5Stackでハンコ押しロボット作成 その1  スケッチ

 M5Stackでモーター制御ができたので、こんどはプロダクトを作らなければならない。そんな雰囲気の夏である。構想はある。ハンコ押しロボットだ。スイッチを押せばロボットが勝手にハンコを押してくれる。IoTでも適当に絡めておけば素晴らしい働き方改革になるだろう。

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 メカの機構を考えよう。いきなり全体をスケッチするのも楽しいが、まずは動くところだけ。今回はモーターの回転運動をハンコが往復する運動に変換させなければならない。そのような機構はいくつかある。クランク機構がベストか。機関車トーマスの車輪の動きのようなあれだ。

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