どっかで聞いたフレーズばかりが耳にはりついていてとれない。という事象はままある。定刻通り走る列車にかかわらず明るさは増えていく。わたしは日差しのながさをかんがえた。日差しにながさはない。ながさ。
18世紀にチャールズバベッジは階差エンジンをつくりあげ、計算の自動化に踏み出した。エンジンは階差をつかって、多項式を単純な加減演算に変換して処理をする。タッチパネルはなく、歯車に一面一面に数値が記載されている。回転によって数値は増減する。桁上がりもする。
経済や社会の仕組みが複雑になれば、計算の必要性もそれだけ増す。文明の進捗は計算回数に比例するというわけだが、これがすなわちシッカルト以来の計算機開発の背景である。
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階差エンジンは完全となることなく、バベッジは死んだ。資金面の問題とかいろいろあったらしい。
あれから結構な年月が経って、そのエンジンを復刻することになった。できたらしい。youtubeでみた。すごいうごく。
計算機はバベッジ以降、ものすんごい発展を遂げている。電気のエネルギーで小型化とか、いろいろかのうになった。
わたしたちはどこにいくのだろうね。
フレデリックのジャンキーを聞いている。よい。