技術士の資格試験に向けていろいろ勉強しようしている。しかし、問題を解こうと思っても自分の中に入っている知識があまりにもなさすぎて、まったくお話にならない状態になっている。これではきっとだめだ。というわけで、最近のニュースからきになる単語を拾ってきて、自分なりにいろいろ解説することにした。勉強もできるし、ブログのネタにもなる。一石二鳥だ。
タイトルの話。5Gとはなにか。去年あたりからよく聞くようになったけど、第五世代移動通信システムのことらしい。ケータイ電話などに使われている通信の新しい規格なんだとか。これを頑張ると通信速度や通信容量が飛躍的に向上するらしい。へー。
まず、世代の話からはじめる。第五世代と言われているんだから第一世代から第四世代も当然ある。私が耳にしたのは3Gとか4Gくらい。いづれもiPhoneの後ろについていた。第一世代はショルダーフォンとか自動車についていた電話があった時代の話だ。料金がめっちゃ高い。第二世代が1993年から始まって、データ通信が可能になった。モバイルサイトとかいうのがオープンされた。eメール、写メ、パケット。懐かしい単語もこのころ生まれた。第三世代は今も使用されているやつ。第四世代はもっと速い。
通信速度を調べた。3Gは数Mbps~14Mbps程度であるのに対して、4Gは75Mbps~100Mbps。えらい違いだ。ちなみにMbpsとは通信速度の単位で、1Mbpsだと1秒あたり1Mバイトのデータを通信できるらしい。なるほど。そして5Gでは10Gbpsの通信速度を目指しているらしい。とんでもない速さだ。
5Gの特徴を調べた。超高速、超低遅延、多数同時接続の三つ、とのこと。
総務省|平成30年版 情報通信白書|5Gの特徴
そもそも、なぜ5Gが必要になるのか。2020年代には情報のトラフィック(行き来する量)が2010年のめっちゃ増大すると予測されているかららしい。
総務省|平成29年版 情報通信白書|データ流通量の爆発的拡大
世界全体の予測では2010年に比べて6倍くらい増大する。日本国内のグラフを見ると、どうもそれどころではなさそうだ。すごいね。
5Gというのは結構世界で流行っているらしく、中国とアメリカがたいへん頑張っている。昨年はファーウェイの副会長がカナダで逮捕されたり、関税が上がるとかいろいろあったみたい。そのあたりはあまり調べていない。
5Gが何を意味するのかというと、神の遍在性が増すのだろう。あらゆる場所にあらゆるセンサーが取り付けられ、それらが情報をやりとりする。壁に耳あり、障子に目あり。植物が呼吸するようにデータは行き来する。うまく使えばめちゃくちゃ楽しい未来が待っていそうだ。
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