妻に連れられて宝塚を観に行った。見渡す限り女性客ばかりだった。孤独であった。
宝塚オタクの圧はすごいものがあった。他のアイドルオタクとは違い、キャーキャーとは叫ばない。しかし、グッズ売り場のあの空気を感じると、逃げたしたくなった。
演目は2部構成で、前田慶次と踊るやつだった。前田慶次のほうは原作を予め読んでいたのでなんとか話についていけた。でも、階段を上ったり下りたりすることがなかったので、少し物足りなかった。
踊るやつはかっこよかった。だが女だ。後方の席ですすり泣く声がした。トップスターがこの講演で辞めるらしい。なるほど。
全く、すごい世界だった。