「ユダヤ人」を読んだ。本当はずっと前に購入し一通り読んでいたのだが、世界史の知識をもう少し手に入れてから感想を書こうと思っていた。今日改めて読んでみるとユダヤ人に対するもやっとしたイメージが、幾分はっきりとしてきた。本文では彼らがなぜ有名になったり事業で成功しているのか、と考察している箇所がある。それは周囲から受けたいじめをバネにしたことや、彼らの学問を重んじる思想が原因にあるという。しかし僕が本文を通して感じたことは、彼らの頑固さ、ひたむきさがユダヤ人の成功に繋がっているのではということだ。
本の内容はユダヤ人の歴史的背景を追うものだ。祖国が破壊された彼らは世界に離散する。よそものはどこにいってもいじめられる。悲しい。
アインシュタインや、マルクスやロスチャイルド家などなど。世界に活躍しているユダヤ人は多い。挿絵を見て、あ、この顔見たことあるーと思う人がいっぱいいた。
おわり。
アンネの日記も読んでみるかな。
- 作者: 上田和夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/11/20
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