マトリョーシカ的日常

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【書評】信念があれば一人でも世界と戦える/「海賊とよばれた男」

何もないところから

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海賊とよばれた男 上

海賊とよばれた男 下

 2013年本屋大賞第一位を獲得した小説を紹介。出光興産の創業者をモデルにしたドキュメント小説、と帯には書かれている。「これは本当に一人の男が成し遂げたことなのか」と驚くほど密度の濃い人生がそこには描かれていた。これからは石油の時代だ、と石油を扱う商店をつくり、営業営業ひたすら営業。お隣の満州へ向かって鉄道会社に自社製のオイルを売ってみたり、巨大国際資本「メジャー」相手にタンカー一隻でイランから石油を持ってきたり。

 やっぱり何かを始める人というのは強い信念と行動力があるんだなと思った。


 一ヶ月前に読んだ本だから、全然内容覚えてない。また読み返そうかな。