行ってきました!
先週の土曜日に大垣で行われた「Ogaki Mini Maker Faire」に参加した。これは電子工作や機械やイルミネーションなどメイカーが作ったものが沢山展示されているお祭りだ。往復に時間もお金もかかったがその価値は十分あった。めちゃくちゃ楽しかった。
会場までの道のり
名古屋駅から東海道本線に乗り、快速電車に揺られること約三十分。大垣駅に到着した。「岐阜と名古屋って意外と近いな」と思った。しかし、そこからが遠かった。会場のソフトピアジャパン・センタービルは大垣駅からバスが出ており、ウェブサイトの情報では十分あれば着くとのこと。地図にしてわずか1.5キロメートルの距離。「そのくらいなら、歩いていけるかな」
そう思ったが僕がバカだった。時刻は十二時。天気は最近では珍しく晴れていて、日差しがアスファルトに反射する。街自体は歩道がとても整備されており、勾配も少ない。自転車で走ったら気持ちがよさそうだ。しかし僕は歩いている。うん、暑い。
ようやく見えた。そびえたつ近未来的な建物。他に周りに高い建物がないことがより一層存在感を増している。あれがソフトピアジャパンだ。
遠いわ。
会場の様子
いざ入ろうと思ったが、行き交う人が少なくて「本当にやっているのか」と不安になった。そして見つけた小さい入り口。玄関にはMake:で見慣れたあの文字が。「Ogaki Mini Maker Faire」やったー!ついたぞー!
会場は大きく、1Fの吹き抜けのスペースと3Fの広い部屋に分けられていた。1Fには戦車やよく分からない大きいものが展示されていた。3Fは手前にプレゼンテーション、ワークショップのスペースが設けられていて、奥にはその他の出展者がわいわいやっていた。
3Fのわいわい模様。
いよいよ、Ogaki Mini Maker Faire スタート!会場には続々と来場者の方が集まっています。オライリー・ジャパンは入り口近くで物販とゆるめな出し物をご用意しています。是非お立ち寄りください! #OMMF2014 pic.twitter.com/8NGthfSgeZ
— Make: Japan (@make_jp) 2014, 8月 23
展示内容紹介。
面白いものがたくさんあった。少し紹介する。写真を撮るのを忘れていたので、他のひとのツイートを引用させていただく。
デイリーポータルさん。怖いです。 #OMMF2014 pic.twitter.com/dluLbW5qvL
— Make: Japan (@make_jp) 2014, 8月 23
- デイリーポータルさんでは、醤油をかけすぎるロボットや、動く歩道ロボットなどが展示されていた。あとはお寿司腕時計。既存の時計が大きいものだったために、肩時計くらいのサイズになっていた。中身の見事な寿司の装飾は手作りだという。
戦車プラモ #OMMF2014 pic.twitter.com/Hd0ovqPEdA
— Minato128 (@Minato128) 2014, 8月 23
- 一階の吹き抜けスペースでは大型の展示物が置かれていました。この戦車も、もっとよく観たかった。
機械式時計に使われるトゥールビヨン機構をちょっと大きめに作りました #OMMF2014 pic.twitter.com/K1wAZ5QTR7
— Make: Japan (@make_jp) 2014, 8月 23
- 腕時計の機構、トゥールビヨン。細かい部品も全て手作りとのこと。ちゃんと動くし素晴らしい。
音楽に合わせて稲光、テスラコイル!むっちゃかっこよかった!!!! #ommf2014 pic.twitter.com/umqGhQnevQ
— かなり屋とり吉 (@kanariya0922) 2014, 8月 24
- 空気中に放電しながら「スペランカー」のテーマ曲を演奏していた。あまりにも音が大きいためか、他の展示物とは少し離れた場所にあった。どうやって制御しているんだ。
- 察してほしいマン
装着している人のまばたきと呼吸、心拍数やのどの動きを感知して、ヘルメットに描かれている顔が動く。結構シュール。
彼女に僕の事を察して欲しかった ‐ ニコニコ動画:GINZA
とんだりはねたりすると、パーカッションの音が鳴るサスカッチさんのプロジェクト。子供たちがとびはね続けています。 #OMMF2014 pic.twitter.com/Mg1dtc46AW
— Make: Japan (@make_jp) 2014, 8月 23
- 板にセンサーがついていて、踏むとパーカスの音がする。さらにプロジェクターから投影されている波形(?)も変わる。音が出たり光がピカピカする装置は子供のウケがいい。
全体の印象
客層が幅広かった。男ばっかりかなと思ったけど、女性客や家族連れも多く見かけた。おばあちゃんもいたし。展示している人にも意外と女性が多かった。3Dプリンターを安価で使えたり、ArduinoやRaspberry Piなどのいじくりやすいマイコンの登場で、工作のハードルが低くなったからかもしれない。
あと、Maker Lab Nagoya のプレゼンがとても良かった。彼らは、「自分の描いた絵からクッキーの型をつくり、クッキー食べよう」ワークショップを開いた模様を紹介していた。発表している男性がいきいきしていた。僕もいつかはああなりたいなあと思った。
Maker Lab Nagoya - メイカーラボ名古屋
おわりに
とても楽しいお祭りだった。モチベーションも沸いてきた。なにか作りたい!来年は出店したい!
頑張ろう。
記憶に残った展示物:
動いた。
動いた。| ugoita
オリジナルのボードゲーム。串カツ名人が面白かった。
手作りボードゲームチーム たなごころブログ
CD取り出し機構を使った機械
Ejectコマンドユーザー会
いいね!メーターなど
Generative Idea Flow -
かっこいいmac用製品などを販売
Far East Gadget - ファーイーストガジェット
Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS)
- 作者: Massimo Banzi,船田巧
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 9人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (10件) を見る