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マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

【書評】素晴らしく無為な一年間の旅、終わる。/「深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン」

乗り合いバスの旅、ついに完結 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫) 長かった行きあたりばったりの旅もついに終わりを迎える。南ヨーロッパからロンドンへわたる。一年くらい世界を放浪していたのだから、今の時代で考えてもすごいことだと思う。…

【書評】この旅はもうおじいちゃんなんだよ/深夜特急<5>トルコ・ギリシア・地中海

アジアからヨーロッパへ 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫) トルコ、ギリシア、そして地中海へと旅は移る。依然として人との出会いはあるし、そこでのおいしい食事や見事な景色も望める。しかしなんだろう、著者は少しセンチメンタルな気分…

【書評】砂とバスとタダ飯と/「深夜特急〈4〉シルクロード 」

体調は万全。いざロンドンへ。 深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫) 年配のボーイからもらった薬によって体調を持ち直した沢木さん。シルクロードを乗り合いのバスでひたすら進んでいく。今回はスポットの紹介はあまりなく、移動の描写が多い。長距離バス…

【書評】カオスなインドで旅は崩壊/「深夜特急〈3〉インド・ネパール 」

カオスな土地、インド。 深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫) シンガポールからカルカッタへ移動する。やっと旅のスタート地点であるデリーが見えてくるも、インドのカオスな空気によって旅の様子は次第に変わっていく。もはやこれは単なる海外旅行記…

【書評】泊まるのは、不思議に陽気な娼婦の館/「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール」

行き当たりばったりの旅に読者も慣れてくる 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫) 「デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く」そんなテーマをもった沢木さんの旅だったが、未だスタート地点のデリーにはついていない。今回は香港を出発し…

【書評】十八の時に読んでいたら僕はバックパッカーになっていた/「深夜特急〈1〉香港・マカオ」

バックパッカーのバイブル的存在。 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫) インドのデリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く。それ以外の目的はなく自由気ままに異国をふらつく、一人の男の旅行記。東京からデリーへ行くチケットを予約する際に、途中下…