マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

刀としての万年筆、脇差しとしてのボールペン。

 日常的に万年筆を使うようになったが、会社にもっていくことは少し抵抗がある。あの新人、いっちょまえに万年筆なんか持ちよってと思われそうだし、なにしろ機械油でぎとぎとになりかねない。

 そんなわけで現場ではボールペンが活躍する。ジェットストリームの0.7mmを使って野帳に書き込んでいく。野帳はフィールドワーク向けのノートなので、ちょっとやそっとの油でへこたれる奴ではない。むしろ「ヒャッハー!汚物は消毒だー!」と言いそうなモヒカン野郎だ。

 使い勝手のよいジェットストリームだが、彼にも気になるところがある。ダサい。胸ポケットに入れるとダサいのだ。お尻のところに「JetStream」なんてはっきりと書いてあるものだから、あまり気品よく持ち歩けない。作業着でも私服でも。

 お尻に何も印字されていないスマートなボールペンが欲しい。万年筆は刀なら、ボールペンは脇差しだ。僕は現代に生きるサムライになりたい。

 なにをいってるんだ。