タイムマシン (光文社古典新訳文庫)
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ハーバート・ジョージ ウェルズ
光文社 (2012-04-12)
売り上げランキング: 202750
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タイムマシンという本を読んだ。
タイムトラベラーが未来でみたものは頭の中お花畑野郎のイーロイ人と、人肉大好き獰猛モーロック人だった。
未来過ぎる未来には空飛ぶ車も瞬間移動装置もなにもない。これは筆者が未来を想像できなかったからなのか。
筆者のハーバート・ジョージ・ウェルズはSFの父と呼ばれている人らしく、いろんな人が彼の影響を受けたらしい。「タイムマシン」は彼の処女作。後半の展開がちょっと物足りなかった。もっと彼の作品を読もうと思う。
肥大する文明の蓄積は、必ずや逆転して、ついには生みの親である人類を亡ぼす愚かしい増殖でしかないというのが持論だった。だとしたら、われわれはせめてのことに、そうはならないように祈るしかない。