マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

とどのつまり短歌

1. 上様
 猫の上様は鮭の背骨でそれ以上になると私くらいか

2.まれ
 手分けしてインクを落とす彼らからまれに視線を感じる社務所

3.ピアノ
 羊らが嫌いになりたがる脳みそをこぞってピアノにゆがこう

4.星座
 早くから夫は星座の友になり真のしらすを追いかける日々

5.々
 又々の谷に向かった飛行士がいくらも墓に供える煙

6.G
 ひたむきにGREATさがす生き物が産む卵手にするとすぐ溶け

7.眠
 太極拳さながらに足運び入れるコーヒーに眠りを守らせ

8.紫
 あしたから紫になる遠距離に耐え抜くリモコンをバカにして

9. ひたひた
 重力が内に存在しなければひたひたの海水はこぼれる

10.【枕詞】秋の田の
 秋の田の稲はそばにはなれないしトースターでもお餅は焼ける

短歌 27年10月号<雑誌『短歌』> [雑誌]

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