西洋音楽をざっと眺める書籍
前々からクラシックには興味があった。僕の二人の姉はともに音楽が好きでオーケストラのコンサートを聴きにいったり実家ではクラシックを流したりしていた。
「あ、これはだれだれの曲でー」
「そうそう。あぁいいよねー」
そんな話に僕も混ざってみたかった。しかしクラシックなんてどこから聴けばいいわからないし長いし外国語だしとてもハードルが高かった。金管楽器サークルにでも入ればよかったのかもしれないが。
そうしてかれこれ十年ほど経ってこの本に出会った。西洋音楽史。「聴かなくてもわかるなら」そう思って読み始めてみたらほんとにわかった。掴めたという感覚が近いか。今まで名前しか知らなかった人物が歴史ではここらへんに位置しているということが理解できたのだ。
……だけど。
だけど!
おら、聴きでぇ!
聴いて分かりたい!
というわけで今回はYoutubeから音源を探してきて本の内容と合わせて紹介しよう。(スマホの方はごめんなさい)
今回の記事はいつもの文章主体の書評とはちょっと違う。西洋音楽の移り変わりを雰囲気で感じてほしい。
ざっくり説明
本の構成は西洋音楽の歴史を時系列順に解説しているのみ。明確だ。中世→ルネサンス→バロック→古典派音楽→ロマン派音楽→第一次世界大戦→二〇世紀という順番。
曲紹介
中世
グレゴリオ聖歌1/4Gregorian chant Victrola VV1 90 - YouTube
エリート「おれ、えらい。文字書ける。楽譜書く」
当時はグレゴリオ聖歌をベースで歌い方をちょっと変えたりするくらいだった。
でも物足りなくなってきて歌詞を付け始めたりいろいろ調子に乗ってきた。
ルネサンス
ルネッサーンス!
ジョスカン・デ・プレ 「アヴェ・マリア」 - YouTube
生きる喜び!今を楽しみたい!うぇーい!
ジェズアルド「マドリガーレ集第5巻」より3曲 A・ルーリー他 - YouTube
モンテヴェルディ「きれいな音楽なんぞいらん!歌詞や!歌詞がだいじ!」
他「不協和音」「聴くに堪えん」「これはひどい」
バロック
ヘンデル 『メサイア』第53番・アーメン - YouTube
オペラつくったお。
音楽をよりドラマチックに!
Bach-Inventions 1-5, BWVs 772-776 - YouTube
バッハ「プロテスタント・ドイツ出身です」
シャイベ「難しくてわかりにくい音楽だな」
ロマン派音楽
市民「音楽もっと聴きたい!」
作曲家A「つくらねば!」作曲家B「おれも!」作曲家C「わたしも!」
作曲家(聞き手受けするものを作らないと……やられる!)
有名な人がたくさん出てくる。
リスト「こんな音楽も作れるよ」
リスト/ピアノ・ソナタ ロ短調 全曲/演奏:泊 真美子 Mamiko TOMARI - YouTube
市民「わかんね」
おわりに
文章が少ないのにいつもより書く時間が長かった。
書評は自分のための備忘録の役割もあるがブログに公開する以上みんなが読んで楽しいものを書きたい。
がんばろう。