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マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

私は四年で極めて変わった。「なんとなく、たのしそう!」の精神以外は。

 この四年で私は卒業して、引越して、修了して、引越して、入籍して、就職して、子どもが出来た。なんだかもういろいろあって過去をうまく振り返ることが出来ない。写真にもあまり残していないものだから、ときどき自分がどこから来たのか分からなくなる。と書ければカッコいいが一応分かる。私は長野県の奥地からここへ来た。してみると、四年で変わったことが多すぎて、変わらないことを考える方が難しいくらいになっている。ジンは「俺が俺であることだ」とかのたまうけれど、私の場合はえも言われぬ。

 全てを考えるのはちょっとしんどいので、私の趣味の観点から考えよう。この四年で私の趣味、嗜好はどのように変わったのか。

 電子工作は昔から興味が合ったが、3年ほど前にArduinoを購入してからは実際に作ることが増えた。もっとも一年間でやっとライントレースロボを完成させるくらいなのでペースとしては非常におそい。現在「つくったブログ」のほうで、自分がつくったものの配線とプログラムを公開している。あれは他人のためというより自分のために書いているようなものだ。ブランクが長いといろんなことを忘れてしまう。くだらないものしか作ってないけど、あれはあれで楽しい。

 今年になって株を始めた。NISAとかいうあれである。五月頃にドトールの株を買ってみた。株主優待目当てである。どれだけ儲かったのか。まったく儲かってない。その話はやめてほしい。全ては見込みの数値でしかない。私はまだ株を売っていないので、利益も損益も確定しない。トピ主さんの記事に即発されて投資信託にも手を出してみた。毎月2000円ずつ投資する。500円玉貯金とおなじ要領だ。身銭を切ると、経済のことがよく理解できるようになった。というより、興味を持たざるをえない。自分のお金がなぜこんなにも変動するのかを知りたくなるからだ。来年の六月にはコーヒーセットの優待が来るはず。とりあえず二月末まではドトールさんを持っておきたい。

 コーヒーをよく飲むようになった。四年前は缶コーヒーを買って飲むくらいが関の山だった。しかしはじまりは思い出せないが、気がついたらコーヒーにはまっている自分がいた。ペーパードリップを始め、粉ではなく豆から買うようになり、しまいには生豆を自宅で焙煎する始末だ。先日レターフロム京都の川添さんとそのことについて少し話したが、「なぜそんなことをするのか」と聞かれて返答に困った。強いて挙げれば「楽しいから」か。

 本は昔からよく読んでいた。小中高と図書館で頻繁に本を借りていたし、大学生になっても生協で文庫本を購入した。生協の本のセレクションは本当に素晴らしい。社会人になってから書店でめぼしい本を探そうとするがなかなか見つからないのだ。もう一度生協へ行きたいなあ。四年前から変わったことは本の感想をブログで公開するようになったことか。読書感想文は苦手ではなかったが、別段好きでもなかった。ただ、ブログをはじめてとりあえずなにか書こうとするときに、「本の感想を公開する」というのは手近にあった手段だった。とりあえずなにか。そして文章を書くのは嫌いではなかった。楽しいかは知らない。

 四年間で変わったことはブログを書くようになったことだ。とまとめればカッコいいが、まったくそんなことはない。以前からずっとブログは書いていた。当時やっていたブログはまだインターネットの片隅に生息していて、いまも時々更新している。「妻が出産した」という記事の数ページ前には高校受験の記事があったりしてわりあい楽しい。自分の半生にしおりを挟んでいるような感覚だ。

 変わらないことはなにか。多分自分の根本は変わってないだろう。楽しいから、好きだから、なんとなく。その辺りをキーワードにして手足を動かしてきたはずだ。そして、それはこれからも。
 
「4年間で変わったこと、変わらないこと」

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