マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

【再読】話の引き出しDIY。高めよう校長先生スキル。/「学び続ける力」

 どこへ行ってもポータルのことばかり考えてしまう。通勤途中の道が、青いCFで覆われているイメージを明確に感じることが出来た。Ingress症候群である。APが貯まらないのでIntel mapをみながら妄想しているが、これはこれで楽しかったりする。こことあそこをつなげて、これとあれを反転させて……。各々のポータルは現実世界にはなんの関連性も持たない。ただのオブジェだったり、看板だったり、建物だ。それが仮想世界では二大勢力が取り合う塔になっている。この世界を生きている人たちの中のどれだけが、そのことに気づいているのだろう。

 ポータルは現実世界にも存在している。脳だ。無数のシナプスが互いに連絡をとりあい、絶え間なく情報を流している。例えばあるひとつフレーズは事象でしかない。A=BとかC=Dとかそのていどの。しかし、ほかのフレーズを組み合わせると価値を持った情報になる。それはひとりが劇団ひとりに進化するような工程ではなく、大西ライオンに変身するような雰囲気を持つ。強い。

 シナプスが絡み合うと絶妙な風味がでてくる。だしのきいた言葉や音楽は、人間たちをいつまでも支配し、その力を利用した者は永遠の命を手に入れることが出来る。曲がらないiphone6をつくることだって可能になる。大切なのは文脈であり、教養であり、引き出しであり、とっかかりである。

 頭の中から、そのときの合わせて適切な知識を引っ張り出す。あるいは知識と知識を組み合わせることによって自分なりに展開させる。そのような能力こそが、いま必要なのではないでしょうか。
 そのためには、引っ張ってくるべき内容を大量に蓄積していなければなりません。これが、現代の教養のひとつなのでしょう。

 文章がうまいひとは文章を書いていない。自分がしまっている内容を、いい塩梅に交配し気持ちのいいリズムになるように並べ替えているのだ。本当にピュアな自分の意見は一言しか書かない。そくらいがちょうどいいのだ。実際、読者はひとつのことしか覚えていない。

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学び続ける力 (講談社現代新書)

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