読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

イノベーション雑誌 「WIRED Vol.12」次世代のコーヒー特集が想いの外よかった。

珍しく雑誌を買った。

 雑誌を買うことは滅多にない。男性向けのファッション雑誌は服と靴とかばんしか写っておらず、時折高い時計の広告が挟まるようなチープ内容だからだ。一方でビジネス雑誌は周回遅れの自己啓発記事をうすーくうすーくカットしたような記事ばかりが載っていて、読むに絶えない。文房具系の雑誌は読むことがあるが、立ち読みで済ませられる位文量が少ない。

 先日、久しぶりに雑誌を買った。WIREDだ。WIREDはテクノロジー関連の話題を提供しているサイトとして認識していたため、雑誌も刊行しているのには少し驚いた。表紙の「コーヒーとチョコレート」に惹かれて、ページを開いた。中身は結構充実していた。コーヒーカルチャーの新たな潮流である「サードウェーブコーヒー」を牽引する存在として、いくつかの企業が紹介されていた。中でも僕が気になったのは「コーヒー界のアップル」と呼ばれている、ブルーボトルコーヒーだ。元はサンフランシスコの小さなカフェだったが、創業者の熱いソウルに胸を打たれた人々が次々に出資し。今年の10月には初の世界展開する都市として東京店がオープンする。

 どのあたりがアップルなのか。それは創業者のジェームズ・フリーマンの姿勢が、ジョブスに似ているからだろう。彼は2002年から本当においしいコーヒー豆を自分で作ることに没頭した。トライアンドエラーの実験を繰り返し、最適なコーヒーを見つける。始めは自宅のガレージでコーヒー開発をはじめたというのもジョブスチックだ。

ハンドドリップと日本の喫茶店

 ほんとうにおいしいコーヒーとして、彼が見つけた一つの答えが、ハンドドリップ方式だ。注文されてから一杯一杯を丁寧に抽出する。この方式は古くから日本の喫茶店で行われていた。彼も日本の喫茶店に多くの刺激を受けたという。made by Japan。

 この雑誌はなかなか面白かった。一昔前はコーヒーと聞くと不健康でじじくさい飲み物というイメージがあったが、今は違う。健康で、オシャレで、どこかSF的だ。雑誌に紹介されている企業は、コーヒー豆を挽き具合を画像処理によって判別したり、コーヒー豆の原産者からよいもの直接高値で仕入れたりしている。

 雑誌にはコーヒーの他にも、進化する自転車像や、血液検査。ショッピングアプリ「Origami」の特集があった。どれも読んでいてワクワクする、楽しい記事だった。これで500円というのはとてもお得だ。いい買い物をした。

WIRED(ワイアード)VOL.12 [雑誌]

WIRED(ワイアード)VOL.12 [雑誌]