おれっぽい文章を書くコツを一部紹介します - ←ズイショ→
みんな大好きズイショさんがあの独特の文章の書き方を公表していたので土曜の朝のうきうき増刊号前のこの時間に僕もあのズイ筆をめざして書く次第です。そもそも僕がなぜズイ筆に憧れているのかとそういうことから書こうと思ったけどズイショさんの文章は論理的でないというか支離滅裂というかグーチョキパーやアンチ聖徳太子なイメージを持っているので書かないことにした。いやこれでもうすっかり論理的な文じゃないか。これではズイショの高見へ登ることが出来ないしマナスルを目指したイモト並のふっとい眉毛も役に立たない。じゃあ非論理的な話をすれば良いのか何を話そうイーノック。そんな装備で大丈夫か?
イーノック「大丈夫だ、問題ない」
話が進まないので改行をしないこと、全く関係のない話を同時進行させたいから句点を使わないこと、ズイショさんは以上のように自分の文章をひみつをこっそりブログで打ち明けている。僕とは全く逆のスタンスだったことにはなはだ驚きをかくせないのである。いかんのんを表明したい。僕が描く未来もとい書く文章は一方通行で車線変更も許さない細い田舎道である。しかしまっすぐなので高速道路のようにスピードを上げてぶんぶん進んでいく。回り道や道の駅でのお買い物やサービスエリアの点呼に呼ばれず置いてけぼりなんてこともない状態であるし、そして女性の買い物がなぜあんなに長くかかるのか不思議な気持ちになったりする。彼女たちはターゲットを定めてから買い物に行ってないのか。黒いシャツと決めたら黒いシャツを買えばいいしワンタッチ折りたたみかさ(青)と決めたらワンタッチ折りたたみかさ(青)を買えばいいのだ。さっきの店の方が安かったとかこちらは素材がごわごわとかそんな明確な理由を述べてくれれば僕はamazonばりのサーチ能力を持ってそれではこちらはいかがですかとか言えるのに彼女と来たらそんなこともせずにただうーんうーんとうなり声を上げてあっちへこっちへハッチへポッチへグッチへダイヤへジャーニーへと僕を引っ掻き回すのだという想像をして三回目の春が来た。要は僕の文章は一本道なのだ。
改善する気があるのかと聞かれると迷うしそもそも改善とはなんだかんばん方式かトヨタかホンダかスズキかと考えてしまう。自動車会社の目的は金を得ることだが僕の文章の目的はなんだろうか、金を得ることだ。そうに違いない。グーグル=アド=センス(1960~)様の偉大なお力によってブログの月間PV一掛けが僕の懐に入るようになった。今はまだおばあちゃんに肩たたき券を売りつけた収益程度だがいつかおばあちゃんと駄菓子屋のおばあちゃん、パン屋のポチ、アタッシュケース売り場のアタッシュマン、ダニエル中本に肩たたき券を売りたい。いやそうではなく彼らに売りつけた収益並のキャッシュが欲しい。静かにしろい、ちゃりんちゃりんの音は俺をよみがえらせる、何度でもよ!と三井君が言う理由もうなずける。人はお金が欲しいし僕は人だ。だから僕は今の文章を改善したい。
ズイ筆をユーキャンで始める理由が以上のような不純なものになってしまったのはいささか先生に申し訳ない気もするがそれでもあの文体の魅力は素敵なものだしお金とかぜんぜん要らないからあんな風にカリのグラフィを駆使してすらすらぽんぽんとおしゃれに駆け込みたいところだ。嘘ですお金は欲しいです。