マトリョーシカ的日常

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【書評】駆け足レビュー/「ミニ急行ノサップ殺人事件」

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ミニ急行「ノサップ」殺人事件 (文春文庫)


 時間がないので手短に。

 推理ものは登場人物が多かったり、複雑なトリックを仕掛けているイメージがあって読むのがおっくうだった。僕の本棚は軽い小説か、実用書か新書ばかり。そろそろ読む幅を増やしてみようと思い、この本に手を出した。

 ノサップというは北海道の地名納沙布から来ている。二両しかない田舎の急行列車が今回の事件の発端となる。ある時、急行ノサップを三人の男がハイジャックし、乗客から金を奪い取る事件が起こる。しかし犯人が本物の拳銃を用意したにもかかわらず被害金額は五十万円程度。おかしいなと警察が疑問を持っているなか、被害にあった乗客が事件後に変死を遂げる。

 そして事件は思わぬ方向へ展開していく。

 列車モノのミステリーはだいたい密室トリックや時刻表トリックが使われていたりするが、今回はちょっと趣がちがう。いきなり一つの事件が起きて、それをぐるっと囲むようにいくつもの謎が発生する。次第にそれぞれがリンクし合って最終的にひとつに合致するのは読んでいて面白い。二百ページの文庫本。通学の行き帰りでさらっと読んでしまった。



 ミステリーも意外と読めるなあ。

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