マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

メモ-20150926

 ようやく完成した。私が描いていたザップガンが目の前に現れた。まだすこし調整する必要があるが、全体像はほぼ決まったようなものだ。仕事の話である。そして仕事は嫌いではない。さいきんは時間に対して腰を落とし足下へタックルすることがふえた。それほど彼らは強靭な肉体を持っている。尾根と空の間につけいる隙があるんだ、と家を出て感じた。

 時間に立ち向かうにはそれらしい大義名分が必要になる。今週の大義名分は本の整理とアンプ回路の製作をすることである。昨日のうちに、本の整理はおわった。平積みになっている本の書籍名や引用をカードに書き込み、その本を縦にして本棚にしまう。これをやらないと読んだ気がしない。以前は読書のペースが早かったので毎週末に必ずやらなければいけなかったが、今は月に一回やれば十分もとがとれる。新しい本棚スペースは今までよりも窮屈だが、本はべつになにも感じてはいない。

 電子工作をいいかげん再開しないといけない。そんな義務はないが、何かをつくっていないと前に進んでいる気がしない。今回作る予定のものはスタバカップアンプのスタバ抜きだ。つまりはアンプ回路。これをつくると、音が大きくなるらしい。紹介しているサイトを読み、必要な部品と組むべき配線はだいたい分かった。部品は秋月電子のネット通販で購入した。あとは頑張るだけ。大きな音が出るのが楽しみだ。

 集中力は貨幣のようなもので、無尽蔵にあるものではないらしい。昨日そんなことを考えた。わたしは更衣室のロッカーに鍵を収めていた。自転車を走らせるための鍵と家に入るための鍵である。その上には小さな鏡があり、自分の顔を確認しなさいといいたげに設置されている。恥ずかしいのでしない。するとあれか。肝要なのは止めることだ。財布を開く機会を少なくすれば良い。頭を使わなくていい時は徹底して使わないことだ。それはきっと選択肢を狭めることにつながる。人は一日の内に考える回数は限られるらしい。価値あることに対して選択しなければいけない。

 最近、仕事が面白くなりすぎて困っている。仕事ばかりに注力するのはよくない。バランスをとらないといけない。家庭を省みて、趣味を追求する。タイムカードを押し、退社する瞬間にはもう業務のことを忘れていたい。わたしはタイムカード人間になる。


アマノ タイムレコーダーBX2000

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