マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

たまには普通の日記を書こう

 十二月も半ばになり朝晩がだいぶ冷えるようになった。先週自分のゼミの発表が終わりいよいよ論文の執筆に本腰を入れることにする。研究の進み具合は上々で思ったよりもいい結果が出てきている。教授にシミュレーションだけじゃなくて実験もやってみようかと言われたのでマイコンと計算機を連動させて自分のアルゴリズムに適用させようと思う。

 最近になってようやく研究が楽しくなってきた。いままではどうかというとただ教授に言われるがまま手足を動かしていただけだった。それが今はどうやったら結果をよくすることができるか、よく見せることが出来るかを考えるようになったのだ。当たり前だよと言われればそれまでだけど僕としては大きな進歩だ。

 後期に入ってから昔の大学生活を思い返すことが多くなった。六年間って小学一年生が六年生になるくらいだからとても長い。長いのにあっという間な気がするのはなぜだろう。数えきれない思い出がlzhとかzipとかに圧縮されて僕の中に保存されている。よく見えない構造。入学当初にサークルを三つ掛け持ちしたこと、でも忙しくなって一年で辞めたこと、なにもない休日にひたすら家でごろごろしたこと、新たな出会いを探そうと町を散策したこと、居酒屋のバイトを一日でクビになったこと、新聞配達はなぜか続いたこと。それらの出来事が頭の中でぱっと見えてはすぐに消えてしまう。小説に登場した人物や舞台と同じ次元にいってしまった気がする。

 これからまたいろんなことがあると思うけどこうやってログに残していきたい。

 このブログもいつのまにかログになってきた。フローがストックになった。右上の検索バーからいろいろ検索してみると面白い。

 結果として普通の日記ではない。