マトリョーシカ的日常

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【書評】危険な異星人間コミュニケーション/「 宇宙英雄ローダン・シリーズ <102> 無法惑星クアルタ」

刑務所へ強制連行

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無法惑星クアルタ (ハヤカワ文庫 SF 569―宇宙英雄ローダン・シリーズ102)


 銀河へ戻るため、恒星転送機の制御装置を探すローダンたち。今まで着陸していない五つの惑星のバリアが全て消えたことを聞くと、罠だと知りつつも小型艦のC5で第四の惑星クアルタにおもむいた。しかしC5が惑星内で都市を発見した直後、再びバリアが張られ、C5は孤立してしまう。しかも正体不明の牽引ビームによりC5ごと地表へ強制連行される始末。その先にはなにが待っているのか。


ネズミ=ビーバーの紹介

 物語のあらましをつらつらと書いていくのもどうかと思うので、前回と同じように人物を紹介していく。今回はネズミ=ビーバーのグッキーだ。かれは超能力が使えるミュータントであり、サイコキネシスやテレパシー、テレポーテーションができる万能選手だ。身長は人間の半分程度でネズミのような外見をしている。

 おちゃめな性格をしているが、正義感、使命感をもち筋の通った人物(?)である。言葉の通じない異星人とのコミュニケーションをとる際に活躍する。

 まだ1~100巻を読んでいないので、彼がなぜローダンたちと旅をともにするようになったのかは分からないが好きなキャラだ。

刑務所

 クアルタに着陸すると、ローダンたちは赤い三人衆と名乗るやからに出会う。彼らはこの都市ビッグタウンの支配者であるという。

 ネズミ=ビーバーはビッグダウンのほうを指さし、「赤い三人衆の話だと、あそこの市民はみんな追放された連中。惑星クアルタはアンドロメダのあらゆる種族の犯罪者を流すところ。ここで余生を送らなくちゃいけないんだってさ」

 赤い三人衆は表紙にのっているあの三人のことだろう。ほんとに異星人っぽいな。

異星人なりの意志

 ローダンたちはビッグタウンで様々な種族と出会うが、彼ら全員が明確な悪意をもって接してきた訳ではなかった。一人の異星人が宇宙船を奪おうと襲ってきたが、理由を聞くと自身の産卵のスペースの確保のためだったり、またある異星人はただ単純に協力を申し出てきてくれたりもした。

 姿や形は違えど根本は同じなのかもしれないなぁ。

おわりに

 適当にやりました。ローダンシリーズの書評の間に何か挟んでいこうと思います。

 本日はここまで。