マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

がらがらと崩れていく日

 第一志望の企業に落ちてしまった。まさか一次で落とされることはないと思っていたので本当に驚いた。就職活動って、就活ってもっと簡単なものではないのか。僕がバカだった。




 その企業には僕の大学のOBがたくさんいて、学校名で蹴られたわけではないことはわかっている。それだけに自分の能力のなさを指摘された気がして落ち込んでしまった。原因ははっきりしている。面接でほとんど話すことができなかったのだ。誰だ、「うまく話せなくても自分の思いを伝えれば大丈夫」と言った奴は、でてこい。ごめんなさい、自分の思いも伝えられなかったんだね。


 お祈りメールを読んで時間をかけて家に帰った。家のドアをしめた瞬間ぐわっと何かがこみ上げてきた。悲しいとか悔しいとかむなしいとか怒りとか申し訳ないとかごめんなさいとか不安とか怖さとか、ひと言では表現できないものが。気がついたらベッドで寝ていて今に至る。


 「大切なのはどの企業に入るかよりも、そこで何をするかだ」そんなことはない。志望していた企業にするりと入るほうがずっと幸せだ。こんなに苦しまなくて済むのだから。さてこれから持ち駒を増やして一からやり直さなければいけない。ゲームでは強くてニューゲームを選択したらずいぶんと楽にクリアできるが、就活はそうはいかない。どんどん敵は強くなるし、自分はもろくなる。


 この前、面接で大失敗した企業から選考通過の電話をいただいた。悪いと思っていたものがよくて、よいと思っていたものが悪かった。不思議な結果だ。

ブログを書く意味


 お祈りされてから、「今日からしばらくブログは書けないかな」と考えていた。プログラミングも、電子工作も、ウェブサービス作成も、書評記事も何もできないのではと。それもおかしな話だ。たった一通のメールで僕の創作意欲はごっそりもっていかれるのか。なにくそ、負けない。アウトプットをしなければ僕は死ぬ。どんな精神状態でも、時間が許す限り僕はブログを続けよう。Topcoderの過去問を解いて、Arduinoをいじって、ウェブサービスを作ろう。


 ブログを書く意味なんかない。朝起きて顔を洗うレベルの話だからだ。別にやらなくても生きていくのに支障はない。好きだから、嫌いだからではない。書くから書くのだ。死ぬまで書くよ、僕は。