マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

新型カッターではじめよう、スクラップ生活

古典的な手法

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 面接で交通費をもらったのでカッターを買った。ただのカッターではない。記事スクラップ専用「キリヌーク」である。紙が重なった状態でも一枚だけ切り取ることが出来る。これによって僕のスクラップ熱はどんどん膨張していく一方だ。
 
 OLFA 一枚切カッター キリヌーク 209B




 スクラップというのは情報を集める上で古典的な手段に入る。僕の父もスクラップが好きで、スクラップブックには昔の新聞記事が挟まっていたり、僕に見せたい記事(大学関連)があると、切り取って見せてきたりする。

 スクラップの利点は情報の密度が高いことだ。たくさんのひとが関わって取材をして、記者がうんうんうなりながら書いた記事はネットに転がっている文章よりはるかに質が良い。そんな高濃度な情報をピッピと手早く自分のものにしてしまう。少し記者たちに申し訳ない気がしてくる。

 また、ある程度量がたまってくると自分がどんな情報が好きなのかがわかってくる。そして、似通った情報でも集めるとまた新しい見方ができる。いいことばかりだ。

 とは言っても、僕はまだ何もしてないのだけれど。

 はじめはかなり出てくるだろうと予想して、一冊のスクラップ・ブックを当てたのに、さっぱり集まらなくて休眠、ということになったりするのも、おもしろくない。
 それに比べると状袋方式は都合がよい。問題別に大きな封筒を用意する。つくった切り抜きをそれぞれ該当するところへつっこんでおく。めんどうでなくていい。ひまなときに、中からとり出して、関係の深いもの同士をクリップでとめるようなことをしておくと利用価値はいっそう高まる。

 思考の整理学 (ちくま文庫)
 

 俯瞰がしやすいという点で、アナログはデジタルに勝っている。ブログネタを増やす意味でも、スクラップを始めようと思う。