成功する一番確実な方法ははてブをつけないこと
photo by David Leggett
帰りの新幹線の中で全部読み切ってしまった。関西弁をあやつるゾウの神様というのがおかしいし、彼が時折いう言葉には納得されるものが多くてためになった。靴を磨く、相手を褒める、サプライズをするなど。しかし彼はそれが主人公が持っている自己啓発本からの引用だとばらしてしまう。そう、そんな成功するための手法はあらゆるところに公開されているし、誰でも聞いたことがあるのだ。大切なのはそれを実行すること。続けることだ。
新しいこと習慣に加えるというのはとても難しい。なぜなら今までの習慣を維持しておくのが一番楽だからだ。家に帰ったらすぐにPCの電源を入れてしまう、ソファで歯も磨かずごろ寝してしまう。自分ではだめだと分かっていてもついやってしまう。どうすればいいのか。
環境を80%移し、習慣を20%変更すればいい。8:2くらいがちょうどいい。場所を変えるのが一番手っ取り早い。僕もTOEICやSPIを自宅ではなく、早朝の誰もいない研究室で勉強している。電気ポットでお湯を沸かし、コーヒーを飲みながら英文を読んだり損得算を解いたり。いきなり全部変えようとすると大体破綻するので、二週に一つくらい良い習慣を加えたり、悪しき習慣を減らそう。
そして最も重要なのはこの記事にはてブをつけないことだ。代わりに手のひらに「8:2で習慣変化」と書いておこう。はてブは便利だがブックマークするだけで記事の内容を理解し実行した気分にさせてしまう恐ろしい代物だ。
