マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

2025年の働き方はもっと人にやさしいものになる

Hipstamatic @ work
Hipstamatic @ work / koalazymonkey

ワーク・シフト読みました。

 ワーク・シフトを読みました。ちょっと高いなぁと思ったけど、2000円の価値はあります。いや、それ以上かも。これからの自分の働き方について考えさせられました。

 近年、働くことに対して大きな変化が訪れています。一口には言い表せませんが、安全安心と言われていた大企業の信用が崩れたり、ネットを通じて収入を得る人が増えたり、主夫という存在が認められたりといろいろです。この本では未来を形づくる要因として5つの事柄を挙げ、それをさらに32の要素に分けています。

 

 以上で、今後数十年の働き方の未来を形づくる三十二の要素を簡単に見た。次にあなたがするべきことは、これらの要素をもとに、あなた自身の未来ストーリーを描き出すことだ。それが、あなたの前にある選択肢について理解を深める出発点になる。


 というわけで、この記事では理系大学院生の自分がどんな未来を歩むのか想像することにしました。

抜き出して、肉付けしてみる。

 まずは三十二の要素から気になったものをとりあげます。

  • 世界の五十億人がインターネットで結ばれる
  • テクノロジーが人間の労働者に取って代わる
  • 倹約型イノベーションの道が開けた(途上国発の低コストのイノベーションが先進国に輸出されること)
  • Y世代(1980~1995年生)の影響力が拡大する
  • 余暇時間が増える
  • 持続可能性を重んじる文化が形成されはじめる

 こんなものでしょうか。Y世代は就職氷河期〜ゆとり初期というと分かりやすいかも。次に重要な要素に肉付けをします。わかりにくい言葉を具体例を用いて説明してみます。

  • 世界の五十億人がインターネットで結ばれる
  • テクノロジーが人間の労働者に取って代わる

  製造業のアルバイトが職を失う、産業ロボットが発展する。

  • 倹約型イノベーションの道が開けた(途上国発の低コストのイノベーションが先進国に輸出されること)

  人件費の安いミャンマーからスマートフォンに代わる新しい発明品が出てくるかも!?

  • Y世代(1980~1995年生)の影響力が拡大する
  • 余暇時間が増える

  たくさん本を読んだり、子供と遊んだりできたらいいな。

  • 持続可能性を重んじる文化が形成されはじめる

  ひとつのものを大事に使う生活が重要視されるかも。万年筆欲しいな(関係ないか)

 そして最後に自分の未来の働き方を想像します。

 

未来想像図

 2025年9月/日本
 午前5時。昨日セットした時刻に合わせて部屋の照明が柔らかく点き始めた。起きて湯冷ましを飲むと、ジャージに着替え外に出る。いつものランニングだ。家から近くの神社まで往復五キロの道のりを走る。軽く汗を流した後は朝食をとる。その後はお気に入りのコーヒーを淹れ、スケジュールを確認する。今日はA市の工場に投入する人型ロボットの製作が主な仕事だ。といっても外には出歩かない。紙に特殊な万年筆で製図をするとそのデータが自宅の3Dプリンタへ送られ、ポンとロボットの試作品ができる。今日はどんなロボットを作ろうか。

 だいたいの製図が終わると12時過ぎになっていた。昼食を摂りに近くのカフェに向かう。あそこのサンドイッチセットはおいしい。行く途中で友人に会った。一緒にカフェのテラスでサンドイッチをほおばる。涼しい風が吹いている。

 昼過ぎまでだらだら話をし、別れた。もう今日の仕事は終わり。やったね!

 やっぱり文章を書くスタミナがないよね。小説家にはなれそうもないです。

おわりに

 僕は楽観的な人間なので、未来はめっちゃ明るいと思ってます。収入はそこそこでいいから、ゆとりを持った生活がしたいな。僕にとって、幸せはお金ではなく、楽しい/面白い経験なんです。

 2025年はブラック企業なんてなくなって、もっと人にやさしい社会になっているはずです。


参考:
時代は「ゼネラリスト」から「スペシャリスト」へ

 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン
プレジデント社
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