困った。ブログのネタがなくなってしまった。最近は本を買ってないから、書評もできないし、料理も特に何も作っていない。面白い動画を紹介するだけのブログは書いたら負けな気がする。意見を述べたくなる記事も見当たらない。そうやって僕はここ1時間ほどブログのネタを探していた。
でも見つからなかった。仕方がない。見つかる日もあるのだから、見つからない日だってある。そして僕は考えるのを止めた。"良いブログ"を一旦止めてみることにしたのだ。"良いブログ"とはなにか。タイトルが分かりやすく、書きたいことがはっきりしていること。これに尽きる。「今日は焼き肉を食べた。太るのが怖い」とかそういうどうでもいい内容を書くのはアナログの日記帳に留めておくべきだ。書き終えたと同時に全世界に公開されるブログというものには、ある程度の品質を守る必要がある。
それを今日だけ止めてみようというのがこの記事の試みだ。だからこれには共感や批判もいらない。ただ僕が書きたいことを書き連ねているだけだ。そんな日があってもいいと思う。
毎日書き続けるというのは難しいなあ。延々と続くクロールのようだ。どこかでアイデアが途切れて水面からぶはっと顔を出してしまう瞬間がある。でもちゃんとネタを吸い込みまた潜る。もがき続ける。ばた足で。息継ぎ、バタ足、息継ぎ、バタ足。この繰り返し。ゴールはまだまだ遠い。
ときどき水面の向こうから声援が聞こえる。もう少しだけがんばろうかなと思ってしまう。
