マトリョーシカ的日常

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頭空っぽでも内容がスイスイ入ってくる脳筋映画「コマンドー」を観た


 コマンドーとはご存知の通り、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画です。1986年に日本でも公開され、以降TVでも日曜ロードショーなどで放映されています。このまえ、「そういえば最初から最後まで観たことないな」と思ったのでDVDで観ることにしました。


 結果、すごい。


 なにがすごいって展開が早すぎること。冒頭、カービー将軍が主人公のところへ来て「仲間がやられている。君のところへも来るかもしれない」と警告し去っていくシーン。「あぁ、これは敵がそのうち来るんだな」と思ってた途端、敵が襲ってきて、将軍が送った用心棒が二人ともやられてしまいます。はえぇ…。


 あと吹き替えのセンスが素晴らしい。洋画を観るときはいつも吹き替えではなく字幕で観るようにしているのですが、本作品は違います。余裕の吹き替えですよ。「一番気に入ってるのは、値段だ」などが印象的でした。


 余計なものを入れてないこともすごいことです。同年代の男性と女性が作品に登場するとアクション映画だろうがホラーだろうがたいていラブシーンが入るのですが、コマンドーはそんな描写が一切なく、銃撃、乱闘、爆発のオンパレード。観ていて気持ちがいいです。


 最近頭がぼーっとしてて、難しい小説を読んだり、深い考察が必要な映画を観る気力がありませんでした。コマンドーは特に何も考えずにゲラゲラ笑いながら観ることができて心地よかったです。DVDを買うならディレクターズカット版がお勧め。1000円でポンと買えます。


コマンドー (ディレクターズ・カット) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2010-06-25)
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 またひとつ、やりたいリストを終えました。

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