ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/08/30
- メディア: 文庫
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今日からは記事を読みたくなるように意識してタイトルをつけることにしよう。
ローマ人の物語、ついにカエサル編に突入。古代ローマを語る上でなくてはならない存在のガイウス・ユリウス・カエサルですが、彼は生まれたときからチートキャラというわけではなかったみたいです。ローマの下町にあたる「スブッラ」で産まれ、そこそこの生活をし、そこそこの教育を受けて幼少期を育ちました。
しかし十八のときに内乱に巻き込まれ、元老院派のスッラに処刑されそうになります。それは周りの嘆願により回避されますが、カエサルはイタリア中を逃げ回る生活を送ります。
カエサルって普通のひとなんですかね。あ、でも違うか。
かれが29歳までに積み重ねた借金の総額は1300タレントらしいです。これは十一万人以上の兵士を一年間まるまる雇える金額だとか。(一人120万円としても11×120=1.32兆!?)何につかったかと言うと、読書、服、女性へのプレゼントとのこと。
すごいですよね。