とんでもない本。 とんでもない本に手を出してしまった。私は最後の行を読み終わると、本を閉じて天井を眺めた。蛍光灯はらんらんと輝いており、そこには深夜の気配を感じない。子葉へひろがる小さい波は、天井板を通じてさらさらと流れている。SF小説、とり…
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