マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】エジプトからはじまる幾何学の歴史を知る/「幾何の発想」

エジプトからはじまる幾何の歴史 幾何の発想 (講談社学術文庫) ナイル河の氾濫を予測、制御するために生まれた幾何学の歴史をピタゴラスなどの有名人の功績を例にあげて説明している本。「数字の羅列を見るだけでめまいがしてくるわ!」という、数学ノイロー…

【書評】一回読んだだけで知った気になるなよ/「リア王」

リア充の王ではない リア王 (新潮文庫) 古典の王様、シェイクスピアからリア王の登場だ。マクベス、オセロー、ハムレットに並び四大悲劇のひとつと言われているようだが、どれも読んだことがなかった。シェイクスピア自体興味がなかったし、書店には他にも面…

良い記事はPCに触れることなく生まれる。他

ネットに触れずにネタを得る。 暑い日が続いていたが、昨日きょうとひたすらに雨が降っている。今朝は三時に起床しカッパを着て、どしゃぶりの中朝刊をポストした。さわやかな空気もなにもなかった。新しい修行のようだった。 ネット上には天気はない。熱さ…

【書評】危険な異星人間コミュニケーション/「 宇宙英雄ローダン・シリーズ <102> 無法惑星クアルタ」

刑務所へ強制連行 無法惑星クアルタ (ハヤカワ文庫 SF 569―宇宙英雄ローダン・シリーズ102) 銀河へ戻るため、恒星転送機の制御装置を探すローダンたち。今まで着陸していない五つの惑星のバリアが全て消えたことを聞くと、罠だと知りつつも小型艦のC5で第四…

【書評】ワープ先はスクラップ工場/「 宇宙英雄ローダン・シリーズ <101> <クレストII>を救え」

絶体絶命のピンチを幾度も切り抜けるローダン。 〈クレスト2〉を救え (ハヤカワ文庫 SF 565― 宇宙英雄ローダン・シリーズ 101) 巨大な転送機である恒星六角形に飲み込まれたクレストIIは銀河から九十万光年離れたツイン星系に転送される。そこは外敵を消し去…

お盆休みなので自由すぎるブログを書く

自由な ブログを 書いてみる testtest kokokara kokomade 自分のブログなのだから何をしたっていい。アクセス数を気にしてもいいし、しなくてもいい。 あなたはブログがなくなれば死ぬのかね? そういうことさ。アルファ=ブロ=ガII世

【書評】ウメハラは現代に舞い降りた勝負師アカギ/「勝ち続ける意志力」

勝負師の頭の中 Amazon.co.jp: 勝ち続ける意志力 (小学館101新書): 梅原 大吾: 本 ウメハラと言えば、世界一の国産プロゲーマーである。逆境からの大逆転劇を収めた動画はニコニコ動画でも有名であり「レッツゴージャスティーン」は一種の用語になっている…

【書評】84歳の教授が哲学をざっくり体系的に語ってくれる本/「反哲学入門」

体系的に哲学を学べる 反哲学入門 (新潮文庫) 夏休み直前、もう今セメで生協に入るのは今日が最後になるのだろう。そう思って前から欲しかった本を一冊買った。「反哲学入門」。帯と目次から察するに、哲学を体系的に理解できる本のようだ。価格は定価で490…

【書評】カオスなインドで旅は崩壊/「深夜特急〈3〉インド・ネパール 」

カオスな土地、インド。 深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫) シンガポールからカルカッタへ移動する。やっと旅のスタート地点であるデリーが見えてくるも、インドのカオスな空気によって旅の様子は次第に変わっていく。もはやこれは単なる海外旅行記…

はてブ1user未満!誰も知らない僕のエントリ

736。 736。これが何の数字かわかるだろうか。僕がはてなでブログを始めてから今までに投稿したエントリ数である。他の人に比べたら多い方だと思う。しかし悲しいかな、僕のブログは無名の極みにあり、例え良い記事であってもはてブがつかないことがざらにあ…

【書評】泊まるのは、不思議に陽気な娼婦の館/「深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール」

行き当たりばったりの旅に読者も慣れてくる 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫) 「デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く」そんなテーマをもった沢木さんの旅だったが、未だスタート地点のデリーにはついていない。今回は香港を出発し…

四年制大学ってひどい!わけわからん教養を学ぶために大学でやってきたことをまとめる。

僕の大学生活ってなんだったんだ? 高専ってすごい! 情報工学を体系的に学ぶために高専でやってきたことをまとめる。 - nigoblog こちらのid:nigohirokiさんのエントリを読んで、自分が大学でどんなことを学んだのか思い出したくなった。なにせもう六年も大…

【書評】絶対に手を出してはいけないSF小説/宇宙英雄ローダン・シリーズ(100) アンドロメダへの道

壮大すぎる時間軸となんでもありの設定 Instagramアンドロメダへの道 (ハヤカワ文庫 SF 556―宇宙英雄ローダン・シリーズ100) 生協でたびたびローダンシリーズの新刊が置かれており気にはなっていた。しかし日本語版の文庫本で453巻まで発行されていて、とて…

モチベーションを定量的に評価すること

無理なものは無理。 やる気があれば何でも出来る。ブログもプログラムも書けるし、課題だってできる。ジョギングも料理も積み本の処理もなんでも。しかしやる気が出ずに一日が終わる。そんな経験はないだろうか。僕はある。何度もある。そのたびにライフハッ…

【書評】精密で強力なストーリー運び、ミステリー界のスタープラチナ!/「さまよう刃」

超スピードとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ さまよう刃 (角川文庫) 東野圭吾さんの小説、さまよう刃を読んだ。主人公長峰の娘は花火大会の帰りに若者グループに連れ去られ、無惨な死を遂げる。落ち込む長峰だったが、謎の密告者により一人の若者の住所…