マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

30を過ぎてからの調整代と、進捗どんどん追うモード

 久しぶりの文章となった。それもこれも業務の忙しさに他ならない。今回の言葉は書き直しを禁じているので、私にもどこに着地するかわからない。それでもいいとした。この業務の忙しさには少し慣れてきて、いくつかの要点を手に入れた。期日は必ず守るということと、私はひとりということだ。

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ただの文章

 脳内のそのまま描写しようとするからうまく文章にならないわけで、断片的にここに書き記せばいいのだとわかった。「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだ。それは仕事のボリュームを見積もらないからで、安請け合いするからで、納期を守らないからだ。非常にしっくりきた。すべての仕事はやり直しになる、という原則もあるようで、だいたいの作業は50%くらいの完成度で提出することにした。仕事がはやくなった。

 わたしの仕事はルーチンワークというものが存在せず、いつも投げられてきたり降ってきたりわいたりする。なんだかアグレッシブな感じだけど、わりと楽しかったりする。最近は仕事をつくっていたりもする。自分のやりたいことをやれる環境にしているのだ。少しずつ整ってきているので頑張る。

TCP/IPの海を潜っていく

 いつのまにか月は流れて二月になっていた。私が手の中に収めている言葉たちはちりぢりになっていて、コードとして大気を漂っている。最近はVue.jsやJavaScriptの教材を書いていて、それがいくらかおもしろいかんじになっている。

 やっていくと教材作成の流れがわかってきた。はじめにつくりたいもののコードをガガっと書く。そしてそれから、構築する内容を細切れにしてつたえる。相手の理解度を想定し、知っていることは省き、知らないことは詳細に書く。説明するとなぜか自分の理解度が増す。そんな日もある。

 さいきんの仕事は機械図面をかきなぐりながらTCP/IPの海を潜っている。以前はバラし(かいた組立図から部品図に書き起こすこと)を自分でやっていたが、後輩に任せることにした。このくらいのボリュームなら大丈夫だろうと思っている。実際そうだった。素晴らしい。そうして私は通信ばかりやっている。

 異なるメーカーが出している二つのデバイスの通信を構成しようとやっきになっている。単純にケーブルをつなげるだけではだめだった。なぜ、なぜ、と繰り返すうちに、この世界の通信のあらましを垣間見ることになった。知っていると思うが、人類は通信を階層構造で切り分けていた。TCP/IPの区分では4つに別れている。私は装置のマニュアルに書かれている見知らぬ言葉を抜き出し、それらを階層構造のどこに位置するかをメモに書き留めていった。

 たとえばイーサーネットは最下層に位置する。01の信号をもっとわかりやすく意味づけしている。Ethernet/IPとイーサーネットは別物らしい。なんだそりゃ。IPアドレスやサブネットマスク、ゲートウェイは二番目の階層だ。windowsの黒い画面にいろいろ叩いて、それらのアドレスを理解したり、彼らがどこからきてどこへ向かうのかを学んでいた。わからん。TCP/UDPはその上。でもこの二つの装置はModbusやMCプロトコルというよくわからないプロトコルで動くらしい。余計わからん。

 IoTモジュールからSIMを通してなにやら意味不明な言葉が送られてきた。でも、いまはまだ言葉を理解する段階ではない。この言葉を定期的にあげて欲しいのだ。本当に彼らは通信ができているのか、お互いがお互いを理解し合えているのか。

 いや、理解など到底できるものではないのだ。自身の理解すら難しい。だからプロトコルがある。決まり事があるから理解していなくてもやっていける。「相手を尊重する」「理解する」だなんて、そんな軽く扱ってはいけない。だれも相手を知ることはできないし、私も私を知ることはできない。


Photo by Daniel Seßler on Unsplash

文章2021

 気がつけば2021年である。一体どんな未来にいるんだ私は。西暦についての印象が90年代で止まっていて、それ以降は日々の意識とは遠いところにあった。それだからこうして浮遊感のある実体としてただいたりもする。

 去年はいろいろやった気もする。オンラインイベントの登壇や、ウェブアプリケーションの製作や、IoTでちょっとしたものをつくったりもした。ただ、自分の生活が変わった! ということはなかった。日々生きていた。今年は生活を変えたい。大きな不満があるわけではないが、もうちょっと自分のやりたいことをやりたいのだ。将来のありかたとか未来とかそんな大味なあれこれではなく、もっと実体に即した生活を変えたい。

 変えるには時間とお金の使い方を変えなければならない。もうちょっとアウトプット主体で生きていきたいな。

クワガタを温度管理で育てていく

 非常に短いsoracom advent calender2020 2日目である。

 こどもは昆虫が好きらしく、夏の間はカブトムシやらバッタやら、いろんなやつがいた。冬になりようやくいなくなったと思ったら、なんとクワガタの幼虫をもらってきた。おい。


 クワガタは菌糸瓶とよばれる瓶のなかで飼われている。カブトムシは腐葉土でよいが、クワガタは木の菌を食べるのだ。そうして温度管理が必要になった。だいたい5度から25度の間ならいいらしい。ラフだ。それでも玄関先で飼っているので気になる。

 soracom GPSユニットを使い温度を調べた。

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 わりとよかった。

 おわり。