マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

2016年は与えまくる年にする

 

 私は今まで多くのものを受け取ってきた。それは本に書かれている知識であったり、ネット上に点在している有益な情報であったり、上司からのアドバイスであった。学生のころは友達からノートを貸してもらったり、先輩にご飯をおごってらもらったり、親から経済的な援助を受けたりした。実にもらい放題の人生だ。

 そうやって思い起こすと、私が他人に与えたものはもらったものに比べればごくわずかなんだと気がついた。というわけで、今年は与えまくる年にする。与えまくるのは以下の三つだ。


 ひとつはワクワクだ。このブログは「ワクワクばらまく明日のブログ。」であるから、心躍るものごとを与えまくりたい。昨年は通勤学にそれを見出した。野草や脳内BGMは実生活には何の役にも立たないかもしれない。しかし、問題はない。ワクワクは有用無用問わずそれだけで価値を持っている。理屈の通用しない快がそこにある。

 ふたつめはモノだ。インターネットの世界には、自分の欲しいものを公開している人がいる。アマゾンのウィッシュリストがそれだ。私は彼らの欲しいものを送りつけるサンタになりたい。昨年は読み終わった本を送りつける活動を始めたが、今年もそれを継続したい。ちなみに「審判」については、まだ送り先を探しているので欲しい人がいたら連絡をお願いしたい。

 最後はカラースターだ。はてなでは記事やコメントにスターをつけることが可能だ。スターはいいね!でもシェア!でもなく、特に意味はない。そこが気に入っている。通常のスターとは別に色のついたカラースターが存在する。前者は無料で数量は無制限だが、後者は有料で数に限りがある。両者は色が違うだけで、あとはとくに変わりはない。けれども、なんだか特別な気分になるのだ。

 はてなブログに移行して三年経つが、それ以前からはてなを利用している。私は死ぬまでこのサービスが残っていて欲しいと思うので、小銭程度だがはてなを応援したい。たのしそう!すごい!と感じたものにどんどんカラースターをつけていきたい。

 昨年はワクワクをかき集めることだけに集中していた。今年はいろんなものを提供したい。リターンはあまり考えないようにする。何かが生まれるかもしれないし、生まれないかもしれない。でも私はやっぱりずるい人間なので「何か起こらないかなあ」と期待してしまう。