マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

通勤ルートを多く持つ大人になりたい/「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」

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 通学路はよく聞くが、通勤路となると違和感を覚える。なぜか通勤ルートのほうがしっくりくるのだ。私のイメージでは路は曲がりくねった道の連なりで、ルートは直線が交差するそれである。大人たちはいつからまっすぐばかりの道を走るようになったのか。おそらく彼らは道を歩くということを意識していない。あたまにあるのは仕事ばかりで、途中にどこを通ろうが関係ないのだろう。

 通勤ルートを開拓している。私の家は会社との距離が短く、電車で一駅分程度しかない。このため普通の時間に出勤すると始業時間の大分前についてしまう。今はなるべくゆっくりゆっくり自転車をこいで会社へ向っているが、それでもまだ早い。もうちょっと軽快に自転車をとばしてそこそこの時間に会社につきたい。

 この間見つけたのは途中に長い坂道を挟んだルートだ。いつもの道を左に逸れ、しばらくすると権田坂くらいの坂道がやあやあと出てくる。わしゃわしゃと自転車をこいで頂上まで行くと、あとは下り道だ。両足をペダルから離し、超スピードで坂を下る。涼しい風がほおを抜けていく。二十六歳会社員。

 どうでもいい話だった。

 また本を読んだ。ホリエモンが書いた「ゼロ」という本。浅原さんから誕生日プレゼントで頂いた。彼女はこの本以外にも二冊の本を送ってくれたようで、とても嬉しい。ホリエモンと聞くと「懐かしい」と感じる人もいるだろう。ホリエモンこと堀江隆文は実業家である。2000年代は近鉄バッファローズやニッポン放送の買収、衆議院選挙の立候補など、そのインパクトある行動により「時代の寵児」ともてはやされた。しかし、2006年に証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され二年六ヶ月の実刑判決を受ける。2011年6月から長野刑務所に収監され、2013年に刑期を終了した。

 これは彼が獄中で書き上げた自身の記録である。何も持っていなかったゼロの少年時代から、自分のできることややりたいことをひとつずつ足していく。「はじめから成果を倍にすることなどできない。なぜならゼロに何倍してもゼロのままだからだ。イチを足していこう」。タイトルはそういう趣旨だ。

 読んでいくにつれて、彼のひととなりが分かってくる。彼は興味を持ったことをとことん追求する人間で、その一方で焦点を一つに絞らず自分のやりたいことを次から次に手を出したがる。全部好きなのだ。
 

 何事に対しても「できる!」という前提に立って、「できる理由」を考えていく。
 そうすると、目の前にたくさんの「やりたいこと」が出てくるようになる。あれもやりたい、これもやりたい、という状態だ。自分がほんとうにやりたいことは何なのか、道に迷うことも在るだろう。
 僕からのアドバイスはひとつ、「全部やれ!」だ。

 私も最近やりたいことが山ほどでてきてどうしようと悩んでいた。しかし、堀江さんの「全部やれ!」を聞いて心が軽くなった。そうだ、全部やればいい。器用貧乏だとか、リソースは限られてるとかそんなこと気にする必要はなかった。これは私の人生なのだから、全ての物事は私に決定権がある。なんでもできる。通勤ルートもひとつに絞る必要はまったくない。自分の好きな道を選べば良い。

 ただし今のところ、全ての道は会社へ通ず。かなしい現実だ。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

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