マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

コーヒーのある生活/小川珈琲店 コーヒーショップブレンド 粉 180g

言葉の旅。

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 マエケナス。突然にマエケナスという単語が頭をかすめた。意味を思い出せないまま、「その反対はウシロホメルかな、いやアトホメルのほうが語感が良い」などとくだらないことばかり考えている。アトホメルは褒めてほしい。なんとしても褒めてほしいから民衆に命令した言葉がそのまま戯曲になった。それに感動したシュリーマンは採掘を開始する。気温五十℃を超える猛暑の中、遺跡を掘って掘って掘り進めるわけだ。想像するのも厚かましい。あつかましいの使い方も、これまたうまく思い出せない。


 具体的な話をしよう。コーヒーの話だ。小川珈琲店の商品はどれもはずれがなく——あるかもしれないが、それを判別できるほど味覚が鋭くない——いつもおいしく飲むことができる。コーヒーショップブレンドは「ボディのある味わい」と銘打っているだけあって、実にボディのある味わいだった。ボディっていうのは、恐らくボディブローのようにカフェインが後から徐々に効いてくる感じを表した言葉なのだろう。今朝は、起きてすぐの胃袋に珈琲だけを流し込んだ。うぉ、と来た。実際にはボディは濃くとか厚みを表現する言葉らしいが、真実のほどは定かではない。そんなことより野球しようぜ。

 コーヒーショップと聞くと、ペットショップを連想する。他のショップもあるのだろうが、今はペットショップしか頭に残らない。このボキャブラリーの少なさは、僕の人生経験があさ〜いものであることを意味している。ペットショップはジョジョ第三部に出て来た氷を操る鳥だ。砂を操る犬のイギーといい感じに戦っていた。激しい戦いの末、勝利を得たのは……、アニメのネタバレになるので止めにしよう。

 ペットショップの語源はペット・ショップ・ボーイズから来ている。1981年に活動を始め、なんと現在まで続いているのだから驚きだ。彼らの曲を聞いてみると、想像とはだいぶかけ離れていてミョーン、ミョーンと不思議な音がなるあれだった。バリバリのロックだと思っていたのに。なんというジャンルなのだろう。ちなみにバンド名の由来は、結成時に共通の友人がペットショップで働いていたからだとか。

 ペットは英語のpetから来ている。当たり前か。愛らしいとかおもちゃとかそんな意味らしい。というわけで、ペットは単なる動物ではなく、個人が所有する特定の動物を指すようだ。もうちょっと調べてみると、petはラテン語の「petere」追い求めるとか求めるの意らしい。それ以上言葉を追求することはできなかった。彼らの足取りを掴むのは簡単ではない。

 僕の名前にもなにかしらの意味があるはずだけれど、名付け親の祖父は亡くなっているので尋ねることはできない。簡単ではない。


 毎度毎度、コーヒー関連の記事は文章に一貫性がなくて困る。僕自身にコーヒーの引き出しがもっと備わっていれば十分なネタを提供できるのだろう。
 

小川珈琲店 コーヒーショップブレンド 粉 180g

小川珈琲店 コーヒーショップブレンド 粉 180g