連休が明けた。五月病はなんとか免れることが出来た。早寝早起きはそれなりの成果があったらしい。今朝の電車内はきのうまでとは空気が明らかに変わっていた。けだるさもあったが、どきどきそわそわするような感覚も覚えた。
昨日の記事がなぜあれほど伸びたのかが分からない。せいぜい30ブクマくらいいけばいいだろなと思っていた。そういうわけで記事の中身を適当だ。時間をかけて書いた文章よりも勢いにまかせて書いた文章のほうがうけがいいようだ。どうだか。
始業前に論語を再読した。連休中に一通り読んでいたので気に入ったところを再度印を付けていった。意味が分からなくても使いたい言葉が確かにある。洋楽を覚えた中学生のように、かっこよさげに唱えてみたい。初めて漢文に触れたのはいつだったか忘れた。しかし余計な音節をとりのぞいた文章は、今でも心に残っている。
子曰く、性相近し。習い相通し。
子曰く、唯上知と下愚とは、移らず。
先天性の差はない。みな後天的な努力によって能力に差がつくのだ。ただし天才と凡人との壁は決してなくならない。
恐ろしい。2500年前に真実は発見されていた。
立ち仕事は疲れる。おわり。
論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
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