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マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

日記-20140116

 僕は反射的に身を屈めたが爆風からは逃げられなかった。脇腹をえぐるようにそれは向かってきて二十センチ弱ほど足が宙に浮いた。そのスペースを魚住は有効活用しスクリーンをとってくる。彼とは三年間同じポジションを争ったライバルであり戦友であり唯一無二の北斗だった。それは俺のボールだと車掌がホイッスルを吹きながら扉をしめる。捉えられた小市民は狭い車内に追い込まれて限りなく透明なブルーになりながらもダンスをやめなかった。第三クォータ残り二分でついに赤組のジェクトさんがタッチダウンを決め試合の行方は分からなくなったためだ。いつもは訳の分からない中吊り広告が陳列されている荷物置き棚も今は注目の的。いいぞそこだいけいけ、朝活を終えたばかりのサラリーマンがひとりつぶやいた。それは空気中でリツイートされ否応なく拡散していく。タイムライン上にはおなじみのハッシュタグとともに本日の試合展開がサイコロ上にマスマティカされていた。朝活を終えたということは君のブログぢからは何倍にもなっておるじゃろう。えそんな感覚全くないけどな。いやいや、地上に降りてみたら自分がいかに炎上エントリを書けるようになったかがわかるはずじゃ。という感じに仙人が申したところで目が覚めたおはよう。

 青い缶詰に入っているコーヒーの粉が徐々に少なくなっていくのが嬉しい。僕は日々カフェインをしこたま摂取していてそのうち体の半分はネスレにというナウシカ的胞子に覆われるのだろう。それもまた一興。研究室の隣の席にいる山田さんは青じゃなくて黄色い缶のやつを飲んでいる。今日は粉の詰め替えを見せてもらった。詰め替え用のパックを逆さにして口と空き瓶の口を合わせてぎゅっと下へ押し込む。ざざあっと粉が砂時計のように溜まっていきあっという間に完成。これは気持ちがよさそうだ。ひたすら粉を詰めかえる工場バイトの仕事があったらぜひやってみたい。

 引っ越しの手続きをいろいろをやっているが一番めんどくさそうなのがインターネット。キャッシュバックするから!という店員さんの圧力に負けて新規契約してみたけどあのオプションの量と月額料金は半端ない。タブレットとか勝手に送りつけてきて開封したら契約ということになってしまうらしい。こわいこわい。なんだよ届く前に解約したほうがいいとか。スマホの契約時もそうだったけどみなが同じ商品を売りつける時、どこで差異をつけるかっていうとやっぱり価格しかないわけで。いかに頭の弱い人から高い金をせしめるかと考え抜いたこの料金システムに僕は感心してしまった。利口でありたいものだ。



今週のお題「日記・手帳」