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マトリョーシカ的日常

ワクワクばらまく明日のブログ。

ジェットストリームUターンラッシュ

のぼりとくだり

 下りの新幹線が止まってしまい途方に暮れた僕は品川発のジェットストリームで帰ることにした。運賃は大人が二千円で乗り換え放題を七百円でつけることができる。そういえばジェットストリームを使うのがこれがはじめてだとカエサルに告げると私は三度目だと得意げに教えてくれた。乗車場所はそれそうとは分からないところにあるので普通に品川駅を使っていたら分からないかもしれない。必要なのはそこにそれがあると信じることなのだがほとんどの大人はそんなものの考え方はとうに捨ててしまったので難しいかもしれない。特別なストライプのホームをくぐり抜けるとあでやかな色の車両が音もなく滑り込んできた。ドアはなく指を目の前の星に触れると瞬時に車内へ移ることが出来る。そこはがらんとしていて時折ケータイの操作音やぼそぼそとした話し声や誰かのウォークマンから漏れでた音が聞こえるのみだった。丁寧な車掌のアナウンスが終わるとジェットストリームは進行した。僕はジェットコースターに乗るようにぎゅっと身構えたがその必要はなかったらしい。しゅーしゅーという音を出しながら亜音速のスピードで僕らは移動した。そしてその後に光速となりワープ航法によってパッパッパと進んだ。これは途中で別の惑星を経由するためだ。何分か経つと僕らの目的地に着いた。液晶画面にはいつもつかう最寄り駅が表示された。よし降りよう。

 さすがに光速を伴う移動は身にこたえたらしく体中が筋肉痛だ。そういう訳で明日も休んであさってから研究室に行くことにした。実機を使った研究がうまくいくことを祈りたいがそれができてしまうと書くことが増えてしまうのでそれはそれで嫌だなと思う。