ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき! (講談社のお料理BOOK)
急に肉が食べたくなった。安い肉をがつがつと。それなら作った方が安上がりだ。以前、ケンタロウさんがおいしい肉じゃがの作り方を紹介していたのを思い出し、ネットで検索してみた。しかし見つからない。そういうわけで買ってきたのがこの本。
和食というと難しそうなイメージがあるが、この本はとりあげるレシピを「卵焼き」「おひたし」「みそ汁」など基本的なものに絞り、図入りで分かりやすく説明している。例えば卵焼き。
卵焼きは、あの角張った専用の焼き器じゃな焼けないと思ったら大間違い。そもそも俺はあの卵焼き器を持ってない。
あるのはフライパン。俺の卵焼きはいつもフライパン。フライパンで作るとどうしても端が薄くなっちゃうのだけれど、盛りつける前に両端をパクッパクッと食べちゃえば問題は解決。
とフライパンでもできることを示している。おいしさのポイントはごま油だとか。大きい卵焼きの写真のなんとおいしそうなことか。ぐりとぐらがダチョウの卵で作るパンケーキを彷彿とさせる。
ひとつの味を覚えて煮物マスターになろう!
和食の鉄板である煮物。おいしいのだけど、いざ作るとなると気が引けてしまう。僕もそうだった。いや今でもだけど。それでも肉じゃがだけはおいしく作ることが出来る。煮物は煮汁の配合さえ覚えておけばOK。肉じゃがの場合はしょうゆ大さじ2に対して、砂糖、みりんはそれぞれ大さじ1。終始強火で豪快に焼く。
カツ代考案のうちの肉じゃがは、とにかく終始強火でガーッと煮る。弱火でコトコトなんてしない。強火でガーッ。だからコッテリカラッ、でほんとうにほんとうにうまい。
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※自分でつくっても本の写真のようになる。おいしい。
おわりに
ケンタロウさんって今なにしてるんだろって思い調べてみたら、なんと昨年の二月に交通事故にあわれて今は治療中だとか。驚いた。はやく元気になってもっと色んな料理を教えてほしい。